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三浦春馬、贈賞式欠席も担当P舞台裏明かす「誠実も小悪魔も両方イイ!難病役は春馬からの提案で…」

三浦春馬、贈賞式欠席も担当P舞台裏明かす「誠実も小悪魔も両方イイ!難病役は春馬からの提案で…」
脱いだあの作品も話題に

 優れたテレビ・ラジオ番組、放送文化に貢献した個人・団体に贈られる「第51回ギャラクシー賞」(放送批評懇談会主催)贈賞式が 4日、都内で行われた。

 毎年注目のテレビ部門個人賞では、連続ドラマ「ラスト・シンデレラ」、「僕のいた時間」(ともにフジテレビ系)で、年上女を翻弄する小悪魔的な男を軽快に演じたかと思えば、難病と闘う主人公をシリアスに演じるなど、幅広い演技で視聴者を魅了した俳優・三浦春馬(24)が受賞した。

三浦春馬、贈賞式欠席も担当P舞台裏明かす「誠実も小悪魔も両方イイ!難病役は春馬からの提案で…」
中野Pが代役

 この日、三浦は仕事の都合で欠席となったが、代役として出席し贈賞を受けた、両ドラマのプロデューサー・中野利幸は三浦について「最初に会ったときはそれまでのイメージどおり、誠実な青年だったが、”ラスト・シンデレラ”ではそれを打ち破れたところに成功の秘訣があったと思う。(三浦が)大胆に脱ぐシーンなどもあったが、三浦も常々、ドラマは視聴者のみなさんとともにつくるものだと話している。”ラスト・シンデレラ”の次にどんな役がやりたいと聞いたら、三浦が『徐々に筋肉が衰えていく病気に侵されている青年がいて、その役をやってみたい』と提案してくれて、『僕のいた時間』はまさに彼と一緒につくっていった。誠実な役もいいし、大胆な小悪魔的な役もいい。また彼と一緒に作品をつくりあげていきたい」と大絶賛していた。

三浦春馬、贈賞式欠席も担当P舞台裏明かす「誠実も小悪魔も両方イイ!難病役は春馬からの提案で…」
毬谷友子

 また、タイトルからして衝撃的な「ニッポンの性教育 セックスをどこまで教えるか」(中京テレビ)でナレーションを務め、テレビ部門優秀賞を受賞した女優・毬谷友子(54)はステージ上で記念品の”バードマン”を贈呈され、「まさかスピーチすることになるとは…」と照れ笑い。それでも、「(性の問題で)いつも犠牲になるのは弱者や何も知らない若い女の子たち。台本を読んだら、実名も出してココまで踏み込んでいいのか?という内容。スタッフがガチで退社覚悟でやるっていう意志を感じたので、私もただのおばさんになってもいいやという覚悟で、命をこめてナレーションをした。日本の性教育の現状を多くの人に知ってもらえたら」としみじみと振り返っていた。

以下、各部門の主な受賞作品。

■CM部門
大賞:サントリーホールディングス ペプシNEX ZERO「Episode. ZERO篇」

優秀賞:
・全国都道府県及び全指定都市 LOTO7シリーズ「話は変わる前編」「話は変わる後編」
・リクルートホールディングス リクルートポイント「すべての人生が、すばらしい。」

■ラジオ部門
大賞:TOKYO FM特別番組「これからを見つめて〜LOVE&HOPE 3年目の春だより〜」(エフエム東京)

優秀賞:
・「赤江珠緒 たまむすび」(TBSラジオ)
・「途切れた119番〜祐映さんと救急の6分20秒〜」(山形放送)
・ニッポン放送開局60周年記念ラジオドラマ「想像ラジオ」(ニッポン放送)

DJパーソナリティ賞:西向幸三(「ゴールデンアワー」エフエム沖縄・パーソナリティ)

■報道活動部門
大賞:「里山資本主義」(NHK)

優秀賞:
・「空白の68年〜日朝両国に眠る遺骨〜」(朝日放送)
・「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)報道」(熊本放送)

■第5回志賀信夫賞
石井ふく子

■マイベストTV賞
24時間テレビドラマスペシャル「今日の日はさようなら」(日本テレビ)

■テレビ部門
大賞:連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK)

優秀賞:
・「ニッポンの性教育 セックスをどこまで教えるか」(中京テレビ)
・「報道特集 シリーズ秘密保護法案」(TBSテレビ)
・「テレビ朝日開局55周年記念 山田太一ドラマスペシャル「時はたちどまらない」(テレビ朝日)

特別賞:戦後史証言プロジェクト「日本人は何をめざしてきたのか」(NHK)

個人賞:三浦春馬

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