
元『光GENJI』の諸星和己(43)と大沢樹生(45)、俳優・小沢仁志(51)が24日、東京・新宿ミラノで映画『鷲と鷹』(監督:大澤樹生/配給:ユナイテッドエンタテインメント)初日舞台を開いた。
諸星と大沢が20年ぶりにタッグを組んだ作品。鷲尾誠司と鷹村和也という2人の幼なじみが刑事と極道に別れ、互いの意地や誇りのために激突する友情を描いた物語となる。
初監督も務めた大沢はこの日は気合いを入れたオーダースーツで、服の裏地に鷲と鷹を縫いこんでいることに小沢から「学生か!?」とツッコまれ笑いがあふれる中での会見に。その大沢は「きょうを迎えるまで、スムーズに行かなかった部分もあって産みの苦しみがありましたけど、盛大に初日を迎えられたことに感無量でございます」と、喜びを噛みしめる。

諸星と大沢には不仲説がたびたび浮上していたため、小沢が「壮大なる仲直り。こいつら現場めんどくせぇから俺が間に入ってやった」と、茶化すと、2人は笑みを見せ、諸星は「悪くない。良いわけでもなく、きょうみたいな感じです。飯食いに行ったりはしますよ」と、現在の関係性を語りつつ、『光GENJI』の仲間にはとくに声がけしていないことも明かしていた。
見どころの1つにローラースケートが出てくるシーンもあるが、これは大沢によるリクエストだったそうで、「ファンのみなさんへのプレゼントシーンです。大人のキャッチボールをするような感じで」と、茶目っけたっぷりだった。
また、『光GENJI』には先日、覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕された『CHAGE and ASKA』のASKA容疑者(56)が『ガラスの十代』『パラダイス銀河』といった代表的楽曲を提供していたため質問が飛ぶと、大沢は「忘れられないですね。本当に残念としか言えない」と声を落とすと、諸星も、「そういうものが世の中に出すぎているということが問題じゃないでしょうか」と、怒りと無念さをにじませていた。
すでに続編の話も浮上しているという本作へ、大沢は「まずはこの映画を成功させたい」と、気合を入れていた。
映画『鷲と鷹』は24日より新宿ミラノほか全国順次公開!








