元『モーニング娘。』の辻希美（26）が22日、東京・青海のお台場ヴィーナスフォート内に自身がプロデュースした子供服ブランド『Saruru（サルル）』グランドオープン記念イベントを開いた。
2013年11月15日より立ち上がった『Saruru』がお台場ヴィーナスフォートにて22～25日の4日間期間限定でオープンすることとなり、それを記念したもの。
「花の位置をどこにしようかなとこだわってます」と、今夏発売予定の部屋着商品でコーディネートして現れた辻。ブランドの名前については、「直感です」といい、子どもがサルのようによく動くというインスピレーションからこうなったという。
特徴は、「生地とかにこだわっていて、子どもは走っていて、洋服を着せるだけで精いっぱいなんで、スポッと着せて、汗をすぐに吸い取ってくれるというのを意識しました」と、自信を見せる辻。
会見にはサプライズで、夫・杉浦太陽（33）からの手紙でのメッセージが届くことに。3人の子どもを育てながら、徹夜で頑張る辻の姿を労ったり、オープンへの祝福のメッセージに辻は満面の笑みを見せ、杉浦へ「一番そばにいてくれた存在なので、こうやって応援してくれることに頑張らなきゃなというのは感じました」と、感謝。
さらに、「（杉浦に）母乳が出るんじゃないかというくらい手伝ってくれました。2人目までも面倒を観てくれたんですけど、本当にお母さんみたいになってきたんです。母といるような感覚になるくらい一緒にやってくれたんです。お休みの日とか子どもを見ててくれました」と、二人三脚でできあがったという。
それだけの忙しさだっただけに、報道陣からタレントと、こちらのどちらが本業かと問われると、「フェルト職人みたく家で作業していて、内職タレントみたいな感じでした」と、苦笑いを漏らしていた。
元『モーニング娘。』メンバーにも本ブランドの商品を贈ったりしているそうで、中澤裕子（40）の名前を挙げつつ「ブログに乗せてくれたら嬉しいです（笑）」と、たくましい姿もチラリ。現在、喉頭がんの治療に専念している音楽プロデューサー・つんく♂（45）へは、「メールでしたけど、メールの感じだと、元気に見えるような感じです」と、近況も。
ほかにも、今秋に『モーニング娘。』を卒業するリーダーの道重さゆみ（24）のことを問われ、「モーニング娘。というブランド名が今まであったので、ブランド名に頼ってしまう部分があると思うんですけど、卒業してからは私で言ったら“辻希美”という名前を前に出しているので、さゆだったら道重さゆみという名前を前に出して主張はして頑張ってほしい」と、アドバイス。具体的には、「良くも悪くもブログはいいと思います。家でもできるし、芸能界の私生活ってブログが一番見えるので、見たいのはそこかなと思っています。自分を捨てたり、プライベートを捨てる部分はありますけど、日記になるしいいかな。自分のメンタル部分が強くいないとキツイ部分はありますけど、応援してくれている人は応援してくれる」と、オススメしていた。
もし、今回のことで大きく売れたらという質問も飛んだが、「家族やマネージャーさんに手伝ってもらってますけど、基本的に私が全部手作業で作っているので、工場で作ってもらえるようにしたい」と、さらなる発展を願っていた。
「サルルというブランドは、私の今あるすべてというくらいの気持ちを込めて作っています。1人でも多くの方に見に来ていただいて周りの方の笑顔を見れるようにできれば、みなさんに楽しんでいただけたらと思います」と、熱く意気込みを語っていた。
会見後、「寝不足ではあるんですけど、それを吹き飛ばすぐらいドキドキワクワクしています」と、緊張気味だった辻だが、オープンの時間になると、あいにくの雨という天気の中でも数多くの客がつめかけ、辻自身、お客さん第1号の男の子を接客。自らオススメの服をサジェッションすると、男の子もグイッと服を引っ張って、購入するほどの魅力を見せ、上々の滑り出しを見せていた。
子供服ブランド『Saruru（サルル）』期間限定ショップはお台場ヴィーナスフォート2F（東京都江東区青海1-3-15 ヴィーナスフォート2F）内で25日までオープン中！さらに、4日間連日、辻も顔を出す。
