アイドルグループ『AKB48』の“ゆうこ”大島優子（25、チームK）が5日、大阪・インテックス大阪で『大島優子感謝祭』を開催し、ミニライブ＆大島優子ミュージアム＆握手会を行った。
大島が今年3月に千葉・幕張メッセで開催していた（参照記事：http://japan-newslounge.com/archives/120374）、その大阪版のイベント。隣の会場ではSKE48、NMB48、HKT48の合同握手会が行われるなかでのものとなり、抽選で選ばれたファン3000人を前に、大島は、「私1人でこの会場を貸し切ってしまっていていいのかな？と思いつつも、とても嬉しく思っています。」と、あいさつすると拍手と歓声が飛ぶことに。
この日は、国立競技場公演に続きあいにくの雨となってしまったが、「国立競技場も雨と嵐で中止になってしまったけど、でもここに『AKB48の大島優子』としてみなさんに感謝の気持ちが伝えられるので、あの日卒業セレモニーをしてしまっていたら、一区切りついてしまって、その気持ちがどうなっていたかわからないと思うと、結果的に良かったのかな、とポジティブに考えています」と、前向きな様子も。
さらに、ファンから卒業を祝う横断幕が掲げられているのを見て、大島は、「嬉しいです。いろんなところから“頑張れよ”ってお尻叩かれてるみたい」と、激励と感じているようで、「もうなかなか歌う機会も少ないと思います」と心を込めて楽曲『泣きながら微笑んで』を披露。ほかにも、「ヘビーローテーション」をはじめ、『あなたがいてくれたから』『To be continued.』『前しか向かねえ』の全5曲の熱唱を見せた。
「卒業まであと1か月なんです。握手会で感じているみなさんのぬくもりをもう感じられる機会がなくなるんだ、と思うと寂しい気持ちはあるのですが、応援をして頂けているというのを直で感じられるのがAKB48です。もう直接声が届かなくなるのかなと思うと、自分の未来も不安になるんですが…」と、大島は涙に言葉を詰まらせ心情を吐露する一幕もあったが、ファンからすかさず「頑張れ！」の声援に、に「頑張るよ。自分で決めたことだから」と、決心を打ち明けることに。
そして、「これからも背中を押してください。みなさんの力で…6月8日は晴れさせましょう！」と呼びかけると、会場からは大拍手が起こっていた。イベント終了後は AKB48 36th シングル『ラブラドール・レトリバー』に収録される大島優子卒業曲『今日までのメロディー』のMV（詳細記事：大島優子 卒業曲MVが解禁！AKB48 2期生卒業生の秋元才加や河西智美ら10人も登場へ）が初めて上映されることとなった。
ほかにも、同ホールの周囲を囲むようにして設置された『大島優子ミュージアム』には、大島の8年間にわたるAKB48での歴史（2006～14年）を振り返る衣装124着（東京会場より国立コンサートの衣裳が追加）、私物、年表、写真パネル、生写真、レコード大賞の盾などが展示。そんな数々のコーナーをAKB48グループ総支配人の茅野しのぶと思い出話を交えながら大島が見学する姿もあり、「衣裳展示をしていただけるなんて、すごい人だけだと思っていましたが、今まで頑張ってきたご褒美だよと言っていただけたので、本当にうれしく思います」と、感想を寄せていた。
