テニミュ「春の大運動会」キャスト60人以上で圧巻！ラジオ体操第一から紅白対抗リレーまで|News Lounge

　“テニミュ”の愛称で親しまれている人気ミュージカル『テニスの王子様』。そのキャストが勢ぞろいした『春の大運動会 2014』が4月26日、神奈川・横浜アリーナで開催され1回戦、2回戦ともに大盛況となった。

　ミュージカル『テニスの王子様』のキャラクターメイクで、キャストはキャラクターとして競技に参加。学校の枠を飛び越え紅白2チームで対戦するという、普段の公演とは違った一面が楽しめるファン垂涎のイベント。2012年に東京・有明コロシアムでの初開催からさらにスケールアップして帰ってくることとなった。ちなみに、その際は、2回戦とも白組の勝利となっていた。

　2回戦では、選手入場から場内は黄色い声の嵐が沸き起こる。選手宣誓は紅組から越前リョーマ、白組から幸村精市が務めることとなり、越前は「宣誓！われわれ選手一同は、テニミュ愛とスポーツマン精神に則り」というと、幸村が続きを引き取ったが「正々堂々全力でこの運動会へ…」と、少し噛んでしまい場内を笑いの渦に巻き込みつつ、「運動会に挑むことを誓います」と、宣誓を務め運動会の幕が切られた。

　運動に臨む前にまずはラジオ体操第一を約60人以上を長方形のような形で場内のファンの方向を向いて行うという壮観な光景で見せつつ、第1競技の二人三脚へ。不二周助＆菊丸英二という青学コンビが息の合った走りを見せたり、跡部景吾＆忍足侑士がペアを組んだり、さらには紅組の手塚国光＆越前リョーマという部長とルーキーコンビVS白組の白石蔵ノ介＆遠山金太郎という見どころ満載なカードもあり、その対決に勝利した越前はヒーローインタビューで「部長、俺、青学の柱になります」と言えば、手塚も「越前、お前は青学の柱になれ」と、返し大歓声が沸くという一幕も。

　玉入れや今年から導入された長距離バトンリレー、それぞれの技を見せ合ったり場内一体となった応援合戦、障害物競争、騎馬戦、綱引き、「跡部！」コールの巻き起こった紅白対抗リレーと力を出し尽くし、いよいよ結果発表。紅組115点、白組170点と白組優勝となり、代表して幸村にトロフィーがプレゼント。昼と合わせると紅組白組で1勝1敗と互角の結末となった。

　紅組を率いた越前からは「昼は勝ったんですけど。夜は負けてしまったということで、メチャクチャ悔しいです。前回、2敗して、今回、昼勝って、勝って並ぼうと思ったんですけど悔しいですね。でも、毎回、こうしてみなさんが応援に来てくださいまして、こうしてたくさんのチームが集まって楽しく運動会ができましたことを、本当に嬉しく思います。本当にありがとうございました」と、メッセージを。

　一方の幸村からは「夜、紅組に勝てた理由は、全員がそろったら強いんだということです。きょうは1勝1敗でしたが、青春学園のボウヤとは、今年の秋に決着をつけたいと思います。それまでお楽しみに」と、今秋に開催される公演を楽しみにさせるコメントを寄せた。

　そして、ラストはキャスト・観客ともに『WE ARE ALWAYS TOGETHER』を場内一体となって歌唱し、ファンを熱狂させたまま終了となった。