アイドルグループ『SKE48』新チームEによる『手をつなぎながら』公演が2日、愛知・名古屋のSKE48劇場で初日を迎えた。
チームS（参照記事：http://japan-newslounge.com/archives/125393）、チームKⅡ（参照記事：http://japan-newslounge.com/archives/126299）に続いて、チームEによる初日。『手をつなぎながら』公演は、SKE48にとって初のオリジナル公演としてチームSが行い、HKT48やAKB48チーム4も行ったことがあるものとなる。唯一オリジナルメンバーだった松井玲奈にとっては、千秋楽の2009年10月以来約4年7ヶ月ぶりに劇場で演じることとなる。
『AKB48』から移籍の佐藤すみれはSKE48に来て「劇場に柱がない！」と、驚きを見せつつ、“何でも知っている”でお馴染みの小林亜実に事前にメールをして、SKE48内の交友関係や情報をリサーチしていたことを告白。積極的に交流を図ろうとする姿勢は好印象だったようで、メンバーから早くも“すーめろさん”や“めろさん”と親しみを込めて呼ばれていた。
その佐藤とは対照的に、HKT48から移籍した谷真理佳は、はじめから遠慮なしに玲奈をはじめメンバーのトークにいちいちしつこく絡んでいき、ウザさを前面展開。イラついたメンバーに「退場！」や「その場で正座！」を命じられるなど新入りメンバーとは思えないヒドい扱いを受けることとなったが、めげることなく立ち向かう姿が見られた。
ほかにも、昇格した大脇有紗、ドラフト生から唯一初日出演を勝ち取った小石公美子も、この日を待ちに待っていた様子で、先輩に負けじと熱演し、初日の幕を下ろした。
終演後に新チームEのリーダー・須田亜香里は、「ファンの方から握手会などで『初日、楽しみにしているよ！』『リーダー頑張って！』とか声を掛けていただいていたので、正直いつもよりプレッシャーはありました。でも、それは期待が高いことの表れだとも思うので、プレッシャーを感じながらも全力で公演は出来たと思います。プレッシャーをいただき、ありがとうございますという感じです」と、責任を全うできたという気持ちからから胸を張る。
さらに、須田は『手をつなぎながら』公演へは格別の思いがあったようで、「チームEはこれまでAKB48さんからお借りした公演しかしたことがなかったので、この『手をつなぎながら』をできることはとても大事なことだと思います。そして、チームS、チームKⅡの先輩たちがやって来た公演を超えないとこの公演をやる意味はないと思います」と、キッパリ。
そんな、いつものようなどこかに甘えあるようなコメントがない須田だが、これには理由があるようで、「これまでチームEは若手メンバーが多くて“末っ子”というイメージが強かったと思うんですが、甘えをなくして、私は『脱・末っ子チーム』宣言をしたいと思います。チームEは、SKE48を引っ張っていくチームになる予感しかしていません。きょうステージに立てなかったメンバー含めて、みんなで新しい強いチームEを作っていきますので、よろしくお願いします」と、あいさつしていた。
■2日公演メンバー
磯原杏華、市野成美、岩永亞美、梅本まどか、大脇有紗、加藤るみ、木本花音、小石公美子、小林亜実、斉藤真木子、酒井萌衣、佐藤すみれ、柴田阿弥、須田亜香里、谷真理佳、松井玲奈
■2日セットリスト
Overture －
M1：僕らの風 ALL
M2：マンゴーNo．2 ALL
M3：手をつなぎながら ALL
M4：チャイムはLOVE SONG ALL
M5：Glory days 市野、加藤る、木本<バックダンサー（研究生）>犬塚、井田、佐々木、竹内彩、野口、松村
M6：この胸のバーコード 磯原、大脇、松井玲
M7：ウィンブルドンへ連れて行って 岩永、小石、柴田
M8：雨のピアニスト 斉藤、須田、谷
M9：チョコの行方 梅本、小林、酒井、佐藤す
M10：Innocence ALL
M11：ロマンスロケット ALL
M12：恋の傾向と対策 ALL
M13：大好き ALL
～以下、アンコール～
M14：ロープの友情 ALL
M15：火曜日の夜、水曜日の朝 ALL
～映像～
M16：遠くにいても ALL
