女優・剛力彩芽（21）が26日、東京・日比谷公園「小音楽堂」で行われたニッポン放送リスナー感謝イベント『ラジオパークin日比谷2014～エコと、緑と、健康と』に、お笑いコンビ『アルコ＆ピース』（酒井健太・30、平子祐希・35）、歌手で女優の大原櫻子（18）らとともに登場した。
同イベントは、2006年～08年、2010年、2012～2013年と、過去6回開催し、今年で7回目を迎える。今回は「ニッポン放送開局60周年」を記念した開催でもあり、ゴールデンウィークの大型イベントとしてすっかり定着している。
格子柄のオールインワンの衣装で、元気よく登場した剛力は、「みなさーん、こんにちはー、こんにちはー」と会場にマイクを向けると約900人の歓声が返ってくる。
２年前の第5回『ラジオパーク』の公開放送にゲスト出演経験のある剛力だが、「前回はゲストでみなさんといっしょにトークしたんです。今回は自分一人で話さなきゃいけないので、だいぶ緊張してますね。なかなか公開収録できることもないですから、みなさんと一緒に楽しめたらいいと思います」と、公録前の囲み取材で語っていた。
大勢のファンを前に、ステージに机を置いて、ひとりで座りながらのトークということで、「不思議な感じですね。ちょっとソワソワしてるんですけど」と、落ち着かない様子も見せる。
番組は、まず、剛力彩芽にまつわる「モデル」「女優」「アーティスト」「ダンス」「ラジオ」という5つのキーワードに限定して、「私という人間を紹介していきたい」というコーナーから。
すぐに拍手が起こるので、「直接、拍手していただけるのは嬉しいですね」と、いつもはシーンとしたスタジオで話しているだけに、すぐにリアクションが返ってくる公録ならではの雰囲気に楽しそうで、笑顔がいつもより多く感じられる。
「モデル」について、7歳でモデルになりたいと思い10歳で事務所に入ったが、『セブンティーン』が決まるまで長かった。決まってからも身長が160センチなく、編集部の人から「あと3センチ身長伸ばそうね」といわれ。いろいろ努力したことなどが。
「女優」については、いま公開中の映画『L♥DK』（東映）や5月30日から公開される映画『X－MEN：フューチャー＆パスト』の日本語吹き替えを担当したことについてトーク。
「アーティスト」では、「もう、シングル2枚出したんだと幸せですね。もうじきでやっと1年経つぐらいなので、まだまだ赤ちゃんみたいなので、もっとシングル出したい。アルバムも出したい。ツアーとかもやりたいな。もっとがんばりたいなぁ」と、これからの夢を語る。
すると、「歌ってー」の声と拍手。しかし、「歌って？」と、ちょっと声を裏返すほど驚きながら、「ダメダメ！もうちょっと練習する。いつか、アカペラで歌えたら。どこでも歌えるようになるのが目標なので」と、断った。
「ダンス」といえば、曲を出すたびに、「プロペラダンス」や「ガオガオダンス」などと、話題になっているが、「5才から始め、人見知りを克服し、今の仕事へとつながるきっかけになった」という。
また会場から「踊ってー」の声。「イヤイヤイヤ。次のイベントで踊れるように頑張ります」と、またしてもこの場ではお預け。
最後の「ラジオ」については、「人見知りだったし、自分の声が好きではなかった。というか自信がなかったので、不安も緊張もあった。人と話すのが好きなので、お話をいただいた時はうれしかった」と、当時を振り返る。
そして、ラジオや司会業をやるようになってから、お母さんが、「彩芽の話が面白くなった。オチがつくれる会話ようになったね」と、悔しがっているそうで、「もっともっと鍛えてやろうと思ってます」と、いたずらっぽく笑った。
続いては、ラジオ番組でのコーナー「天使の彩芽 悪魔の彩芽」
とあるシチュエーションの中で、剛力彩芽が言いそうなことと、ぜったい言いそうでないことを考えるというもので、「人前で初めてなのでドキドキします」と、ドラマのように感情をこめていうセリフにちょっと照れる。
お題「仕事に寝坊で遅れてきた後輩が必死で誤ってきた時の剛力彩芽」
お題「お母さんから料理の味見を頼まれた時の剛力彩芽」
剛力も料理はするそうで、「一応何でも作れます」と、自信たっぷり。得意料理は「たまごやき」と答えているそうで、「簡単な料理だね」と「奥が深いね」の2パターンにリアクションが分かれるそうだ。会場からは、「（たまごやき）食べたーい」という声や「チーズケーキ（食べたーい）」との声があがった。
お題「とある映画賞で主演女優賞を受賞した時の剛力彩芽」
いままでは、「天使」と「悪魔」では声や表情も若干変えて、感情をこめてセリフを言っていたが、このお題の時、「悪魔」の方のセリフが見えて、心底驚いたのか、一瞬、何とも言えない素の表情を！
次のコーナーは、「せっかくみなさんがいらっしゃるので、みなさんのことも聞いていきたいと思います」という「1番●●な人」。
「一番遠くから来た人」では、秋田から、「ファンなんで一度はお目にかかりたいなぁ」という人がいた。
「一番若い人」は、おそろいの服を着ている9歳と7歳の姉妹から始まり・・・。
「一番自慢話がある人」は、最後の1人になっても、4人近くが手を挙げるなど、アピールしたい人が後を絶たなかった。
最後のコーナーは「家族を知ろうよ」
「家族で旅行すると必ずといっていいほど雨になる。家族の中に雨男か雨女がいると思うけど、確かめられない」と「初めての給料日。父にお酒を母には花を上げました」の2通が紹介され、「晴れ女」、「雨女」トークや剛力の初給料の話などで盛り上がった。
最後に、「1人は初めてだったんですけど、緊張したのはわりと最初だけで。私ひとりだけで話していた感じ。ラジオでこうやってみなさんと近くでお話する機会は少ないし、拍手とか歓声がすぐ返ってくるので、こういう機会で着たらいいなぁと思ってます」と、感想を語った。
また、公録前に行われた囲み取材では、「3年目に突入させていただいているんですが、年々ゆる～くなっているなぁと実感するんです。その分ドンドン、テレビやお芝居で見れない剛力彩芽をみせていけたらいいなぁと思います。ひとりではなしているので、いろんな一面やマイブームなど、含めてみなさんと近い距離で続けていけたらいいなぁと思っています」と、抱負を語っていた。
『剛力彩芽 スマイルs2スマイル』（毎週金曜、深夜0時～）の公録の模様は、5月9日と16日の2回に分けて放送。
『大原櫻子のオールナイトニッポン0（ZERO）』（毎週月曜日、深夜3時～）の公録の模様は、4月28日深夜3時から放送予定。
『アルコ＆ピースのオールナイトニッポンR』（毎週金曜日、深夜1時～）
同イベントは日曜日も行われ、萩本欽一、笑福亭鶴光、土田晃之、大谷ノブ彦らが登場した。
