/メリル・ストリープ敵と味方のアドバイスが参考!鏡割り成功に両手挙げ大喜び

メリル・ストリープ敵と味方のアドバイスが参考!鏡割り成功に両手挙げ大喜び

メリル・ストリープ敵と味方のアドバイスが参考!鏡割り成功に大喜び
手を振り報道陣の声に答える

 先日、『第84回米アカデミー賞』で主演女優賞を29年ぶりに獲得した女優メリル・ストリープ(62)が7日、都内ホテルで映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(監督:フィリダ・ロイド/配給:GAGA)来日記者会見をロイド監督(54)とともに開いた。

 6日に行われた舞台あいさつでは、メリルが「物議をかもした人ですが、人間というものを描いてます」とコメントするくらい、政治色というよりマーガレット・サッチャーを取り巻く夫や家族との愛が主軸に描かれ、その政治的功罪というよりも、一人の意志を貫き通した女性の半生記というものに仕上がっている。全盛期のハツラツとしたサッチャーと老境を演じ分けているメリルの姿に、同賞を受賞するのも納得な作品だ。

 1992年の映画『永遠に美しく』から5回目の来日となるメリル。昨日の黒で統一されたドレス風の衣装から、黒縁のメガネをかけたカジュアルなコート風の装いで手を振りながら現れ、報道陣から「おめでとうございます」と言われると、日本語で「ありがとう」と感謝をつぶやきつつ大きくうなずく。

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 サッチャーについては、メリルは、「政治家ですし、男社会に生きるので、男になり切ってしまおうというのはあったと思います。それでも、彼女は、いつもスカートをはきハンドバックを持っていました。そんな彼女が、自分に許さなかった女らしさ、涙とか笑いとかを自分に許していなかったのが『鉄の女』だと思います」と、演じてみた印象を。

 さらに、「もちろんサッチャー元首相はまだご存命ですので、気を使いました。これは、加えられた責任かと思います。実在の人物を演じるときは真実に近い役作りをすることを心がけました。非常に学びになりますし、自分自身を学び、生きる機会も学びました」というメリル。

 この映画を演じるに当たって難しかった点について、先日と同じく国籍を挙げたが、「私はアメリカ人ですので、英国からすればアウトサイダーです。批判された女性を演じることが求められたと思います。歳をめしてからは彼女の知られていない部分がある。そういうのを融合させていくのが難しかった」と、補足的に。

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会見が始まったときは黒縁メガネであいさつ

 とくに、撮影2日目の雰囲気がつかめていなかった時期が難しかったそうで、「必要があったこととはいえ、一貫性がなくて交互に動いていくことがあって撮りにくかった。それに、内閣に入ってからの大臣の役者に馴染みがなくて、そういうのを想像してました。サッチャーの味方側と敵だった方側近の方のアドバイザーがいてそれが参考になりましたね」と、身振り手振りを交えて振り返った。

 本作ではアカデミー賞でメイクアップ賞も受賞。40年というサッチャーの人生が描かれているため、「知った人がいるなという感じでした。老女の部分では自分の父とサッチャーのミックスがいるような気分になりました」と、感想を。

 また、野田首相に対して何かアドバイスはという質問が飛ぶと、「演技に対するアドバイスならできますが」と、苦笑い気味だった。その後行われた樽酒の鏡割りの成功に両手を挙げ満面の笑みを見せていた。

 同作は3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー!

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メリル・ストリープ
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手を振りながら登場したメリル・ストリープ
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フィリダ・ロイド監督
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鏡割りであいさつ
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お酒の味見も