アイドルグループ『AKB48』の姉妹グループで福岡・博多を拠点に活動している『HKT48』の新体制となったチームHが『青春ガールズ』初日公演を迎えた。
『青春ガールズ』公演は2006年7月よりAKB48チームK初のオリジナル公演としてAKB48劇場にてスタートしたもので、その後、AKB48チームBの1st公演、NMB48チームNの2nd公演、NMB48研究生公演、そして2014年3月からはJKT48チームKIII 2nd公演で行われている。
この日は、出演メンバーの告知は行わず、当日の発表。幕が開くと、メンバーの姿に大歓声が上がり、公演名でもある1曲目『青春ガールズ』からスタートさせた。
冒頭のMCでは、キャプテンの穴井千尋から「初日ということで20名全員で青春ガールズ公演を行います」と、出演者の発表を行うと大歓声!田島芽瑠は、は「今日は正規メンバーとしてステージに立つのが初めて」と嬉しさを噛みしめ、指原莉乃は「青春ガールズ公演、『青春』はとっくの昔に終わってるんですが、なこみく(最年少メンバー12歳:矢吹奈子&田中美久)と同世代の気持ちで」と意気込むと、周りのメンバーからツッコミが入り沸かせることに。さらに、滑舌が悪い兒玉遥は気合が入りすぎたのか「青春ガールズ」をさっそく「しぇいしゅん」と噛んでしまいファンからの笑い声が場内に響いた。
その後、ユニット曲に移り、メンバーが動物の着ぐるみで登場する「雨の動物園」後のMCでは、ゾウに扮した矢吹奈子に『かわいいー』との歓声が。HKT48の“ボス”こと田中菜津美が「9割奈子しか見てない!」と憤り、指原に次ぐ19歳の坂口理子は「私が出てきたとき、すごい目で見られた」と恥ずかしそうに話すと、すかさず田中が「浮いてるよね。歳の差感じるよね」と冷たく返し、またも沸かせることに。その矢吹の可愛さの破壊力に指原も、その後のMCで「かわいすぎてどこに感情ぶつけていいかわかんない」と、言わしめるほどだった。
そんなさなか、ドラフト生の山本茉央は特別公演を除いては同日が劇場公演デビュー。そんな山本へHKT48ならではの洗礼が。指原から「ものまねする?」と急に振られ、「初日だから滑ったら怖い」と言いつつも、メンバーのモノマネを披露し、ファンから見守られる様子も見せていた。
アンコールでは、特別にセットリストに組み込まれた『HKT48』などを披露し、メンバーとファン一体となって盛り上がると、穴井は最後のあいさつで「チームH20名、団結して素敵なチームを作っていきたい」と、目標を掲げ温かい拍手のうちに初日公演は幕を下ろした。
なお、5月8日には新チームKⅣの『シアターの女神』公演がスタートする。
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Overture (HKT48 ver.)
M1:青春ガールズ(秋吉・穴井・井上・梅本・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・松岡・矢吹・山田・若田部)
M2:ビーチサンダル(秋吉・穴井・井上・梅本・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・松岡・矢吹・山田・若田部)
M3:君が星になるまで(秋吉・穴井・井上・梅本・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・松岡・矢吹・山田・若田部)
M4:Blue rose(穴井・兒玉・指原・松岡)
M5:禁じられた2人(神志那・田島)
M6:雨の動物園(秋吉・岡本・駒田・坂口・田中菜・矢吹・山田・若田部)
M7:ふしだらな夏(穴井・岡本・神志那・兒玉・駒田・指原・田島・松岡・若田部)
M8:Don’t disturb!(秋吉・穴井・宇井・上野・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・田中美・松岡・山田・若田部)
M9:Virgin love(秋吉・穴井・宇井・上野・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・田中美・松岡・山田・若田部)
M10:日付変更線(秋吉・穴井・宇井・上野・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・田中美・松岡・山田・若田部)
M11:僕の打ち上げ花火(秋吉・穴井・宇井・上野・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・田中美・松岡・山田・若田部)
EN1:約束よ(秋吉・穴井・井上・梅本・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・松岡・山田・山本・若田部)
EN2:転がる石になれ(秋吉・穴井・井上・梅本・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・松岡・山田・山本・若田部)
EN3:HKT48(秋吉・井上・梅本・岡本・神志那・駒田・坂口・田中菜・山田・若田部)
EN4:シンデレラは騙されない(秋吉・穴井・宇井・上野・岡本・神志那・兒玉・駒田・坂口・指原・田島・田中菜・松岡・山田・山本・若田部)