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染谷将太、黒川芽以が姉弟役に!『ドライブイン蒲生』今夏公開

 染谷将太(21)、黒川芽以(26)が主演を務める映画『ドライブイン蒲生』(監督:たむらまさき/配給:コピアポア・フィルム)が、今夏公開される。

 同作は、伊藤たかみの小説『ドライブイン蒲生』を原作としており、時代の境目で不器用にあがく父親と姉弟の関係を、すでになくなりつつあるドライブインを用いて描いた作品。メガホンを取るのは“75歳の遅咲きの新人監督”たむらまさきで、「キャメラマン・田村正毅」として小川伸介監督『三里塚』シリーズをはじめ、柳町光男、相米慎二、石井聰亙監督の諸作品を手掛け、2003年からは「たむらまさき」名義で『ゲゲゲの女房』など日本のインディペント映画の屋台骨を支えてきた伝説の撮影監督である。

 たむらの記念すべき監督デビュー作に花を添えるのは、染谷と黒川。染谷は父と姉の葛藤の板挟みとなる純朴な高校生を演じ、染谷の姉役の黒川は自身念願であったという初のヤンキー役に抜擢され、やさぐれるほどに「オンナ」としての魅力を増し、弟から見ても色気を感じさせる女性像に体当たりでチャレンジしている。

 また、姉弟の父親役は永瀬正敏(47)。デビュー作『ションベン・ライダー』(相米慎二監督)でたむらのカメラの前に立てたことを誇りに感じる永瀬が、芸能生活30周年作品として、友情出演を果たしている。

 音楽は豊田利晃監督の作品を担当しているヤマジカズヒデ(48)。サイケなギターサウンドで、蒲生姉弟の気持ちの流れを随所で表現している。

 7月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。

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