写真家の篠山紀信（73）が14日、都内で『degi+KISHIN DVD BOOK 森下悠里』と『degi+KISHIN DVD BOOK Deauville Nuville』発刊記念上映＆サイン会をグラビアアイドルの森下悠里（29）、モデルの司ミコト（21）と行った。
『Deauville Nuville』は昨年フランスで開催された国際写真フェスティバル『プランシュ・コンタクト』に招待作家として招かれ、ドーヴィルの地で撮影された官能作品。『森下悠里』は2008年の森下の撮りおろし写真に、最新の作品を加えた1冊となっている。いずれもDVDには写真と映像を融合させたムービーが収録されている。
フランスの高名な避暑地で撮影された『Deauville-』について篠山は「（招待作家としての）条件がドービルの地で撮影したヌードに限るというもの。日本人のモデルを連れていって、日本的な美しさを撮ろうと思った」と語った。初めてヌードに挑戦した司は「恥ずかしさは多少ありましたけど、外で脱ぎ捨てるという開放感でいっぱいでした。女の人とヌードを撮るのは初めてだったのでドキドキしました」と緊張気味に振り返った。
「今年でグラビア9年目」と語る森下は「前作は“篠山紀信先生に撮ってもらいたい”という大きな目標が叶った作品で私の中で宝物。比べると5年前はムチっとしていてあどけないけど、最近はアラサー女子の身体になって、お尻も大きくなって92センチ。生々しい魅力があります」としみじみと語った。「今の私、過去の私、この一冊で森下悠里という人間を知って欲しい」とアピールした。
そんな森下に篠山は「5年前と前前変わらないところもある。すごく素直でカメラに向かってくるパワー、力強さ、新鮮さ。綺麗で素晴らしい」と称えた。森下も「グラビアアイドルは撮影の時に前貼りだったりニプレスをするんですけど、篠山紀信先生には生まれたままの姿で撮ってもらいたかった。何もなしで撮影しました」と胸を張った。篠山は「いつも『心のパンツだけは脱いでくださいよ』と言っているんですけど、本当のパンツを脱いでしまった。最高でした。あなたみたいな人がグラビアアイドルになれば日本の文化は上がる」と絶賛した。
記者から「10年目の集大成に篠山さんによるヌードは？」と質問されると、篠山は「事務所に言って下さいよ」と苦笑い。森下が「当然撮って欲しいんですけど、事務所のガードが硬くて」と難色を示すも、篠山は「期待してください」と言葉を続けた。
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