俳優の佐々木喜英（26）が13日、都内のシネ・リーブル池袋で初の単独主演映画『BRIGHT AUDITION ブライトオーディション』（監督：、遊佐和寿／配給：日本出版販売）の舞台挨拶を行った。出席者は佐藤永典（24）、根岸拓哉（18）、中島愛里（23）、遊佐和寿監督。
人気雑誌のモデルオーディションに集まった男女8人。書類選考を突破し、自己アピールやウォーキングという審査に臨む。しかし、編集長が発した一言から状況は激変する。会場に鳴り響く銃声。混乱。恐怖。果たしてオーディションの目的は……
初の主演映画に佐々木は「最後のシーンが気持よかったです。美しい身体にハマっていくというサブタイトル通り、美しいです」と自画自賛。撮影中の雰囲気について佐藤は「短い期間でしたけど、異常に仲良くなりました。楽屋でダメ出しをしあったり……」と話すも、中島からは「ダメ出ししあったっけ？ 本当のことだけ言ってもらっていいですか」と叱責され思わず苦笑いだった。
楽屋については根岸も「僕がやたら楽屋でからかわれた」と漏らすと、「そんなことないよ」再び中島。しかし、根岸は「一番からかってたのはあんただろ！」と実情を明かし会場の笑いを誘った。そんなムードメーカー的な中島は「仲良くて、楽しい撮影でした」と笑顔で語った。
一転する物語に遊佐監督は「美しいラストは最初っから頭にあって、そこに向かって頑張りました。皆に見せ場を作れた」とコメント。劇中では死んでしまうという根岸は「目が開いたまま死んでるのを（主に中島に）すごいバカにされました」と苦笑交じりに語った。
撮影中に印象に残った場面を聞かれると佐藤は「ハチが入って来たときに、（佐々木が）『コワイ！』『いやだいやだ！』と叫んでました」とチクリ。佐々木が「だってスズメバチだよ」と反論すると、「一回ぐらい刺されても大丈夫だよ」と冗談交じりに話した。
最後に監督は「無茶苦茶な話ですけど、広い絵の中でも細かいお芝居をしているので何度でも楽しんでいただけたら」。佐々木も「初となる主役です。続編とかあったらいいな」と早くも続編に意欲を燃やしていた。
『BRIGHT AUDITION ブライトオーディション』はシネ・リーブル池袋にて公開中！
