女優の小芝風花（16）と子役でフィギュアスケート選手の本田望結（みゆ、9）が13日、都内でDVD『スケート靴の約束〜名古屋女子フィギュア物語〜』（ポニーキャニオン）の発売記念トーク＆ハイタッチ会を行った。
テレビ愛知開局30周年を記念して作られた同ドラマは名古屋を舞台にフィギアスケート選手を目指す姉妹とその家族の物語。母親役に女優の安田成美、父役に俳優の別所哲也を配し、元フィギュアスケート選手の小芝を始め浅田舞、伊藤みどりらが出演する。
撮影中に小芝のことを「お姉ちゃん」と呼んで慕っていたということでまるで本当の姉妹のように登場。小芝は「フィギュアは5年やっていたんですけど辞めて2年。ちゃんと滑れるのか不安もありました」と振り返り「スケートに関わるお仕事をしたかったので嬉しかったです」と笑顔。子役とスケート選手を両立させる本田も「大好きなお芝居と大好きなフィギュアができれ嬉しかったです」と明るく語った。
豪華共演陣に「安田成美さんはずーっとニコニコ元気で明るく、役所広司さんはすごくおちゃめ。クスって笑っちゃう話をいっぱいしてくれました」と小芝。本田は「本当の家族みたいですごく楽しかったです。小芝さんとは会って1秒で仲良くなれました」とにっこり。小芝は「今日は『小芝さん』だけど普段は『お姉ちゃん』って呼んでくれてるんです」と明かすと、本田は「私の中ではお姉ちゃんです！」と元気に語った。
作品の中ではスケートをする姿ももちろんあるが、小芝は「望結ちゃんの足手まといにならないようにがんばりました。撮影のお話が来たのが2週間前で、それから猛練習しました。シングルアクセルぐらいは取り戻せて嬉しかったです」と振り返った。一方で兄、姉、妹と4兄弟でフィギアの大会に出場する本田は「尊敬する選手は荒川静香さん。ジャンプやスピンだけじゃなく表現力がすごい。でも目標にしてるのはお姉ちゃんです」と話した。
去就が注目される浅田真央選手について小芝は「私自身としてはもう少し見たいですけど、悔いのない選択をしていただけたら、どんな道でも応援したいです。でも、この前の大会でのショートプログラムは完璧。もっともっと応援したいなという気分もあります」としみじみと話した。
また、本田は「オリンピックは夢のまた夢のまた夢」と謙虚に語りながらも「ダブルアクセルとトリプルサルコーができるようになったので、次はトリプルループが跳べるようにしたいです！」と笑顔。そんな“妹”の急成長に小芝は「すごい！」と驚いていた。
DVD『スケート靴の約束〜名古屋女子フィギュア物語〜』は好評発売中！
