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ダウンタウン松本「爆笑問題」らとの関係性振り返り「殺るか殺られるかだった」

 お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志(50)が6日、トーク番組『ワイドナショー』(フジテレビ系、日曜・午前10時~)で、3月31日に放送された『笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号』(同局系)への出演などについて語った。

 番組冒頭で、この話題に触れ、出演していた『SMAP』中居正広(41)が、出演順は本当はどうだったのかと問われ、「さんまさん、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず来て、ナイナイかな。最初の構成は15分ずつだった」と説明。司会の東野幸治(46)から『とんねるず』について「ネットが荒れるというのは確信犯?」と発言した松本に真意を問うと、松本は笑いつつ「言わないとこそばゆいから。俺も性格的に、どっかでぼんやり思っているのが嫌やから。想定しながらというのはあったし」と、語っていた。

 さらに、本当に大物コンビが鉢合わせしないような配慮はあったのかとの話題になると、東野は、プロデューサーに話を振りだすこととなり、「会わせないってなんですか?」との声が飛ぶと、プロデューサーは「いや、やっぱ、ネットが荒れないように」と、松本のセリフで笑いを誘うことに。それでも、なにか会わせないという明確な基準があったというわけではないそうで、松本は「誰が何を言うたわけでもないねん。本人たちはたぶん何も言うてない」と、コメントした。

 ほかにも、『爆笑問題』についての話題が松本は「いろいろあるんですよ。あったんでしょう。われわれ、血気盛んなころの20代、30代のときに、今のお笑い界とは違うかったのよ。本当に殺るか殺られるかみたいなところで、真剣持ってやってたという時代だった。本当にそうですよ。若い人にはダサい話かもしれないけど、僕らにはそれしかなかった。僕らも、人に言われたこともあったし、僕らも人を傷つけたこともあった。でも、いまはもうそういうのがなくなって、“平安時代”じゃないですか。みんな木刀しか持ってない。いまはそういうのないですけど、そういう時代だった」と、関係性などを、言葉を選びながらこれまでを振り返った。

 これだけぶっちゃけた松本だったが、その後、「こんなん振り返るのカッコ悪いやんか!」と、自身の美学に合わせた心の叫びをスタジオに響かせつつ、「あのテレビを観て、若い人があんなステージ立ちたいなとか、テレビの世界で何かしたいなと思ったら本当に素晴らしいなって」と、胸の内を披露していた。

 また、中居が仕切りだしたことを触れ出した松本は、「それがこの男(中居)の汚いところなんですよ!ああいうところ、スッと持っていくでしょ。それで最後『ありがとう』歌われたら、結局そうなんやって!」と、チクリとツッコんでいた。

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