
俳優・藤原竜也(31)が19日、都内で主演映画「モンスターズ」(監督:中田秀夫/配給:ワーナーブラザース映画)の完成報告イベントに、共演の山田孝之(30)、石原さとみ(27)、中田監督(52)とともに出席した。
ひと目見るだけですべての人間を思いどおりに”操れる男”と、唯一、”操れない男”の対立する能力を持った宿命の2人が出会い、生死を懸けた壮絶な闘いを繰り広げるという物語。
“操る男”藤原に操られ、都心で大群衆が一瞬にして殺人兵器と化すなど、迫力のサスペンス・アクションが見どころだが、撮影時の苦労については「いままでやったことのない役柄。監督にもう、いいんじゃないですか!っていうくらい、深夜まで目を撮られた。あとは、ボクが操った設定のせいで、その後の孝之くんとさとみちゃんが大変だったと思う」(藤原)、「監督に全体の98%ぐらい、目を見開いてと言われて、気持ちをつくるのが大変だった」(山田)、「みなさん、目を見開くとか動きがあるが、私は操られている役なので、ツバを飲み込んでもいけないし、マバタキもできないのが大変な撮影だった」(石原)と3様に振り返った。

この日は作品にちなんで、来場客の協力のもと、藤原の”操り”で会場にビッグウェーブを表現するパフォーマンスも。
最後に作品の見どころについて、「1000人、2000人の方が一緒に芝居をしてくれて、その流れのシーンは見応えがある」(藤原)、「アクションが多いが、ほかのアクションと違って、スマートでカッコ良くではなく、ギリギリでかわしていく姿などが見どころ」(山田)、「序盤に衝撃的なシーンがある。竜也さんが私の家に来て、いちばん残酷というか、ヒドいシーンがあって、作品の後半までつながっていくので、ここでショックを受けてほしい」(石原)とそれぞれにPRしていた。
5月30日公開!







