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杉浦太陽 復興ソング「しあわせ運べるように」をブログで紹介

 タレントの杉浦太陽(33)がきょう11日、3年前の東日本大震災について、自身のオフィシャルブログでつづっている。

 震災当日、番組の収録で弟と海の上にいたという太陽。「海の異様な光景。。。あの日の出来事は決して忘れません。あれから岩手県、宮城県、福島県と各地を訪ねました。言葉では言い表せないほどの、たくさんの事を感じました。その時の思いを忘れないで自分にできることをやっていきたいです」と、震災当時を振り返った。

 また、杉浦が先日番組に出演した際、「しあわせ運べるように」という歌が特集されたことを記述。同曲を「子どもたちの歌声を聴いて自然に涙がこみ上げてきました」と動画付きで紹介し、「『しあわせ運べるように』を作詞・作曲したのは、阪神淡路大震災でご自宅が全壊した神戸の小学校の先生、臼井真先生です。震災から約2週間後、生まれ育った街の変わり果てた姿を、テレビニュースで見て衝撃を受け、わずか10分で書き上げられました。数々の思い出が失われ、絶望感で胸がいっぱいになったそうです」と、阪神淡路大震災で被災した臼井先生の存在とともに解説した。

 神戸の復興を願った「しあわせ運べるように」はその後、東日本でも歌われるようになったといい、太陽は同曲のふるさと・東北バージョンも動画で紹介。臼井先生による「しあわせ運べるように」の書籍、CDブック、DVD、楽譜等の印税および著作物使用料は『東日本大震災みやぎこども育英募金』へ寄付されたという。

 太陽は「僕も音楽を通して、やさしさや人の心の痛みがわかる子、目に見えないものの美しさがわかる子、さまざまなことに感動して涙を流せるような子になってほしいと願い、子どもたちに聴かせたい」としており、「改めて、震災で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と結んだ。

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