俳優の山﨑賢人（19）が10日、都内の新宿バルト9で映画『L♡DK』（監督：川村泰祐／配給：東映）完成披露会見に女優の剛力彩芽（21）、中尾明慶（25）、岡本玲（22）、桐山漣（29）、主題歌を歌う音楽ユニットHoney L Days、川村泰祐監督と登場した。
ひょんなことから学校一のイケメン・久我山柊聖と同居することになった恋に奥手な女子高生・西森葵。果たしてふたりの秘密の同居生活の行方は……『別冊フレンド』（講談社）で連載中の人気少女コミックが映画に。『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』などを手がけるラブコメの名手・川村が監督を務め、主人公を葵を映画初主演となる剛力が演じる。
ピンクのドレス姿で山崎にエスコートされて現れた剛力は「すごく難しかったです。葵は柊聖にいじられた時の反応が本当にかわいいんですよ。女の子らしい要素が私の中にあるのかなと不安もありました」と胸の内を明かし、「胸キュンできるシーンもいっぱい。素直に自然にできたんじゃないかなと思います」と語った。
演じた葵について剛力は「どういうふうに関係を見せていくかすごく悩みました。いろいろ悩んだ部分もしっかり表現できたんじゃないかな。憧れる要素もいっぱいあると改めて思いました」と手応えを感じているよう。イケメンで“ツンデレ王子”な柊聖を演じた山崎も、不安もあったといい「柊聖は狙ってカッコよくしてるんじゃない、狙ってないんですよね。後は監督から『ひとりの高校生の男の子だよ』と言われ、それを聞いてから素直に出来ました」と振り返った。
人気キャストが集まった作品に川村監督は「すごくマッチしている。マンガ原作の映画はキャラクターに合ってる、合ってないで成功するか分かれる。本当にひとりひとり、みんなのすごくいい所が出ていて、原作ファンが見ても納得していただけるのでは」と笑顔で語った。
テーマとなる恋人との同居。剛力は「してみたいと思いました。素敵。いろいろ憧れを持ちましたね」。山崎も「したいですね」と断言しながら「24時間好きな人一緒にいれるってなんでも楽しいと思うんですよ。したいです」と目を輝かせた。
理想の同居を聞かれると剛力は「ご飯とか一緒に食べたいですし、ふたりで楽しいことをしたい」とニッコリ。山崎が剛力と目を合わせながら「一緒にテレビ見たり、歯をみがいたり」と続けると、剛力も「したいね」とほほ笑んだ。一方、既婚者の中尾は「時にはケンカもしますけど、そういうことを含めていいんじゃないかな。衝突することも恋愛なのかな」と大人の意見をしみじみと語った。
葵の親友の渋谷萌を演じた岡本は「同居していることを秘密にして廊下をすれ違うシーンは、周りから見ている私もキュンキュン。秘密の同居をしてみたいと憧れました」と胸をときめかせていた。
ちまたで話題となっている胸キュン技“壁ドン”をするシーンもしっかり撮影されたということで、山崎は「僕はこの作品で“壁ドン”という技を習得したので、ぜひ使っていきたいな」と会場を盛り上げ、「電車の中とかで急にボンとやりたいです」とファンから黄色い声援を集めた。
劇中の告白シーンに岡本は「柊聖って“言い逃げ”みたなところがあるんですよ。『好きかも』って。“かも”って何！？ でも言われるとキュンキュンするし、そういうの甘酸っぱくていいなと思いましたね……『好きかも』ってズルいですよね」と感慨深く語っていた。
また、どんな告白のシチュエーションが好きかという質問に剛力は「ストレートがいいですね。ハッキリとわかりやすく」と直球派。岡本も「メールとか電話とかは嫌で会って直接がいいですね」とコメントした。「秘密にしていることは？」と聞かれると、山崎は「言ってないことはいっぱいありますけど……腰の尾てい骨がすごく出てるんです。それが秘密ですね」と告白。最後は川村監督が「感謝しているのをなかなか伝えられない。みんなに本当に感謝してる」と綺麗にまとめた。
映画『L♡DK』は4月12日から全国ロードショー！
