D-BOYSの阿久津愼太郎（18）が9日、都内で『D-BOYS 10th Anniversary Project ショートフィルムフェスティバル』（ポニーキャニオン）DVD発売記念イベントにに柳下大（25）、堀井新太（21）、陳内将（26）、荒井敦史（20）、池岡亮介（20）、近江陽一郎（24）、志尊淳（19）と登場。3回のイベントに1200人のファンが集まった。
今年結成10周年を迎える演劇集団D-BOYS。10周年を記念し、城田優、瀬戸康史、阿久津慎太郎の3人がショートフィルムの監督に挑戦した。10をキーワードに作られたのは、3本の15分間の作品『Breed in 10 hours』（城田監督）『10年目の告白』（瀬戸監督）『10分な学級会』（阿久津監督）。DVD-BOXでは3編の本編に加え、脚本家との打ち合わせ、ロケハン、撮影、編集と初の監督に奮闘するメイキングを完全収録した98分と、さらには監督＆キャストのスペシャル対談や監督へのインタビューなど役138分の特典映像が収められている。
『10年目の告白』に出演した柳下は、短いドラマの中にも様々な設定があることを明かしながら「（演じた）一哉には復讐するというテーマがあって、瀬戸とも相談して、わざとらしくやったり逆に笑顔だったり何パターンが撮ってみたんです。一哉の本性を出そうというところで思い出のシーンでした」と語った。同じく『10年目―』に出演する堀井は、近江から「新太ってすごく真っ直ぐでダマされる役が似合いそう」と言われると「役としてはやりやすかったなあ」と素直に打ち明けた。
自分がどんな作品を作りたいかというテーマでは、新井は「ゾンビ映画です」とキッパリ。「オランダ映画で『ゾンビ・クエスト』というのがあるんですけど、それくっそ面白いです」とにっこり。コメディ寄りのゾンビ映画ということで「突込みどころがたくさんあるんですよ。テニスボールを投げてもゾンビ倒せないだろうって」と語ると、阿久津は「テニプリだったら倒せるよ！」と合いの手を入れて笑いを誘った。
約35分間にわたり笑いあり、食レポありのトークで会場を沸かせたD-BOYSのメンバー。阿久津は「私事なのですが」と前置きしながら「無事大学に入学することができました！」とファンに生報告。「高校2年生のころから第一志望に掲げていた学部に入ることができました。もっともっとD-BOYSにいろんな風を吹かせていきたいと思います」と語り暖かい拍手に包まれた。関係者によると第一志望だった立教大学の現代心理学部に合格し、春からはキャンパスに通うという。
最後に柳下は「10年D-BOYSやってこれたり、メンバーが増えていろんなことをやらせてもらえるのもファンのみなさんのおかげ。これからも僕達はいろんなことにチャレンジして20周年、30周年ともっともっといろんなことをやっていけるようにがんばっていきます」と締めくくった。
『D-BOYS 10th Anniversary Project ショートフィルムフェスティバル』は絶賛発売中。
