“ちょいワルオヤジ”タレントのパンツェッタ・ジローラモ(51)が24日、都内で行われたカフェ『エスプレッサメンテ・イリー 日本橋中央通り店』で、イタリアのエスプレッソブランド『illy』の新商品発表会に登場し、トークショーを行った。
同ブランドは、世界的に有名なイタリアのエスプレッソコーヒーロースターで、世界144か国以上の高級レストランやコーヒーショップに並んでいる。日本でのコーヒー文化の高まりを受け、コーヒーが生活の中にある本物のイタリアのコーヒー文化を正しく伝えるべく、独自に厳選した9種の産地の異なる豆をブレンドした新商品『illyドリップコーヒー』を販売することとなった。
ビシッとスーツ姿でキメたジローラモは、「ボンジョールノですね。こんにちはですね。私もイタリアから来ました」と、軽妙に切り出す。コーヒー好きの祖父から教わったオリジナルなやり方でコーヒーを入れて、毎日飲むという。入れるときのコーヒーの色で味がわかるという、かなりの“通”ぶり。
イタリア人はカウンターに行って、ちょっとだけ砂糖を入れて(一気に)パッと飲む。あるお店では、何もいわなくても砂糖を入れてくるそうで、「日本に来てから、砂糖なしで飲めるようになった」と、砂糖を入れたエスプレッソが普通だという。
日本に来た当初、カプチーノを飲むのに喫茶店に入った時のこと。下は熱々で上はアワで冷たいから一気に飲んで何度もヤケドしたこともあったという。「いまは、カプチーノの飲み方慣れた」と、日本とイタリアでコーヒーの飲み方の違いのエピソードを話した。
ジローラモ流コーヒーの飲み方は、「砂糖入れて混ぜないで飲む。残った砂糖をスプーンで食べる(もちろん、イタリア人の中にも砂糖を溶かしながらゆっくり飲む人はいるという)。旅に行って、温泉に入る前にコーヒー飲みたいから、ドリップコーヒーを持っていく。いつでもどこでも早いし美味しい」と、話した。
ジローラモは、「コーヒーは飲み方いろいろたくさんあるから、紹介されていない飲み方あるから、いろんな飲み方で楽しんでもらいたい」というと、イタリアのアイスコーヒーの飲み方を紹介。
砂糖を入れたコーヒーを最初に作っておき、それを冷凍に入れる。だけど、固まらないように、いつもシェイクする。そして、飲むときにシャーベットになっている。そこに冷たいミルク入れたらメチャクチャおいしいそうだ。
「イタリア人は甘党?」と、問われると、「イタリア人は甘い生活好きですよ」と、ニヤリ。「いろんな意味で甘党ですね」と、言われると、「朝起きると甘いもの食べるの好きですね。そこでコーヒー一杯飲むと、1日戦うこと出来る」と、イタリア人の生活習慣にコーヒーは欠かせない。
イタリア人は女性を口説くのもあいさつ代わりとよく言われるが、「女性と楽しむ時は、カウンターじゃなくて、素敵なところにあるテーブルに座って、カッコつけて飲むんですね。イタリア人はカッコつけるの好きだから。日本でもオープンテラスで楽しめばいい。隣のテーブルの女性口説けばいい。コーヒーはきっかけ。美味しいだけじゃなくて、出会いだから」と、笑顔。
新商品については、「美味しいですね。味はイタリアのロストの味が出てますね。illyは香りが特徴。飲みやすいと思う。最近は、日本人もエスプレッソばかり飲んでいるから、イタリア人みたいになっている」
新商品の美味しいコーヒーの飲み方は、一回全体的にお湯を回し入れ、10秒ほど置く。コーヒーの味を感じさせて、もう1回お湯をゆっくり入れていくと伝授した。
また、今月3日に歌手の宇多田ヒカルがイタリア人男性との結婚を発表したが、ジローラモ家のように、円満でいく秘けつを問われ、「イタリア人はもともとやさしいから、相手の気持ちをたてるのが得意。特に女の子をお姫様みたいに扱うから、問題ないんじゃないかなと思います。逆に、彼女(宇多田)は宝くじに当たったのではないですかね。日本女性は男性たてるのが上手いから、いいカップルですね」と、リップサービした。