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米女優シャーリー・テンプルさん死去 外交官としても活躍

 米女優のシャーリー・テンプルさんが日本時間の11日に亡くなったと、12日、TBSが報じた。85歳だった。

 テンプルさんは1928年、米カリフォルニア州のサンタモニカ生まれ。幼少から子役として人気を集め、1930年代に『歓呼の嵐』や『可愛いマーカちゃん』など多数の作品に出演した。

 また、当時大恐慌にあえいでいた米国で「国民に希望を与える子役スター」として一世を風靡し、6歳でアカデミー賞特別賞を受賞。当時のフランクリン・ルーズベルト大統領も「シャーリー・テンプルがいる限り、我が国は安泰だ」と賛辞を贈ったという。

 21歳で映画界を引退後は外交官として活躍し、アフリカのガーナや共産政権崩壊目前の当時のチェコスロヴァキアで大使を歴任。テンプルさんの遺族は、「女優、外交官として偉業を達成した故人の人生に敬意を表したい」とコメントしている。

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