
女優・浅野温子(52)が23日、都内で行われた、最もジュエリーが似合う著名人に贈られる『第25回 日本ジュエリーベストドレッサー賞』授賞式に出席した。
「みんなドレスだろうから」と、ひとりだけ黒のパンツルックに黒のヒール姿で、スタイリッシュに登場すると、「キレイ~」「ステキ~」との声が上がる。
「そんなことかいとちょっと驚いちゃいました」という、大ヒットドラマ『101回目のプロポーズ』にちなみ1.01カラットのネックレスを贈呈され、胸元に輝かせながら、いつもの温子スマイルで関係者とステージを一周。
「美しさとカッコよさは多くの女性の憧れであり、大学の客員教授として講義されるなど、才色兼備。ジュエリーの品格・高貴なイメージにふさわしい」との理由から[50代部門]での受賞となった浅野は、「ジュエリーは異様なパワーを持っていると私は思っているんですけど、私も50代に入りまして、自分の身体で女性としてのパワーを作れなくなりまして、周りからいろんなパワーをいただかないと力が出てこない世代になりました。そういったときに、こういった素晴らしいジュエリーをいただくことになりまして、天は私に味方する」と、笑わせる。
受賞後の取材で、「50代で高額な美しいジュエリーをいただけるなんて、考えてもいなかったので、思いがけなかったんでうれしいです」と、感謝。
浅野は、「普段、脱いだり着たり、衣装を換えたりしないといけないので、どうしても(置き)忘れたりが多くなってしまう。私は特に周りが見えないから。普段はロス(しない)ですね」と、普段はジュエリーつけないという。

しかし、「最近、そういうことをしなきゃいけないなと。付けるようになっただけでも褒めて」と、報道陣に可愛くオネダリすると、「褒めて?身に着けるまでもなく美しかったということです」と、持ち上げられ、「カッチーン!」と、芝居がかる。
ベテラン女優たちは、懐かしさや旧知の間柄でもあり、報道陣とのこんな漫才のような和やかなやり取りが繰り広げられる。
あらためて、挑戦したいことを問われると、「これもらっちゃったんでもういいかなと。全てここで使い果たしたかなと。これ以上なんかあると、かえって悪いみたいな」と、恐縮気味に言う。
輝くための努力として、「こういうもの頂く。身に付ける。自然のモノから力もらう。他力本願!一番だと思う。そういうものでパワーもらう吸収して、自分だけ輝く!」と、温子節で締めた。
各年代の受賞者には、「10代部門」に川口春菜(18)、「20代部門」に吉高由里子(25)、「30代部門」に吉瀬美智子(38)、「40代部門」に鈴木保奈美(47)、「50代部門」に浅野温子(52)、「60代以上部門」に竹下景子(60)、「男性部門」に市原隼人(27)、「特別賞」に『嵐』の松本潤(30)が選ばれた。



