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でんでんから北村一輝へ“殺し屋”継承!『KILLERS』世界12ヶ国で上演決定

でんでんから北村一輝へ“殺し屋”継承!『KILLERS』世界12ヶ国で上演決定
“殺し屋”継承

 俳優の北村一輝(44)が1日、都内で行われた日本とインドネシアの合作映画『KILLERS/キラーズ』(監督:モー・ブラザーズ/配給:日活)初日舞台挨拶に女優の高梨臨(25)、俳優のでんでん(64)、監督の一人であるティモ・ジャヤント監督とともに出席した。

 残酷な殺人を繰り返し、殺戮映像をネットに公開する美しきサイコキラー・野村を演じた主演の北村は、「殺し屋役の北村です」と、ニヤリと挨拶。『冷たい熱帯魚』の村田幸雄役で強烈なインパクトを残し、『KILLERS』でも重要な役どころを演じているでんでんは、「元殺し屋のでんでんです」と北村に対抗し、会場を沸かせた。

 公開を記念し、“元祖サイコキラー”でんでんから、サンダンス映画祭で大絶賛を受けた“サイコキラー”野村役の北村へ、“花束贈呈”ならぬ“鈍器贈呈”を実施。でんでんの「北村君、この鈍器を持つことによって、むこう2年まともな役はこないでしょう」というブラックユーモアたっぷりのコメントとともに、北村は鈍器を受け取った。

 また、この日、『エクスペンダブルズ』シリーズなどを手掛けるライオンズゲートのイギリス支社が、イギリスでの『KILLERS』の配給権を獲得し、イギリスでの公開が決定するというビッグニュースが飛び込む! ほかにフランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、タイ、ベトナム、トルコ、香港の配給会社も決まり、インドネシア、日本を含め世界12ヶ国での公開が決定。さらに全米配給権の交渉も着々進行中と発表された。

 このビッグニュースに北村も「ドッキリじゃないですよね」と、驚きの表情。そして、「自分たちの作った子供(映画)が手の届かないところでどういう評価を得られるのか楽しみで一歩進んだかなと思います。凄いですね。監督、スタッフ、キャスト、インドネシアクルーの皆様には感謝しています」と、感謝の気持ちを述べた。

 舞台挨拶では、北村は「観る前はとてもグロくショッキングな映画かと思っていました。実際に観たら、びっくりするぐらい想像と違っていて、映像と音楽の良さが引き立っていました。楽しいとは思いませんが、新しい映画が観られると思います」と、コメント。

 高梨は「映画を通じてインドネシアと交流できること、R18+に出演することで表現の幅が広がるので、参加できて嬉しいです」と出演を喜び、でんでんは「北村君は私を越えたな。高梨さんはみずみずしい色気がある。ColdでありながらHot。語るより観てください」と、共演者をベタ褒め。

 ティモ監督は「とにかくエキサイティングな気持ちでいっぱいです。この映画を作ることは最高の旅でした。ステージにあがってくれている最高の3人と仕事できて嬉しいです。日本での撮影は素晴らしい体験。みなさんが喜んでくれるなら、これから日本で作品を作りたいと思います」と、日本での映画作りに意欲を燃やしていた。

 全国公開中。

でんでんから北村一輝へ“殺し屋”継承!『KILLERS』世界12ヶ国で上演決定
左の2人目からティモ監督、北村、高梨、でんでん
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