
ご存じのとおり、マヤ文明はメキシコなどの中米で栄えた古代文明で、高度な天文学を有し独自の「マヤ暦」を持っていました。そのマヤ歴が、2012年12月21日に最後の日を迎えます。
近年、「マヤ歴の終わりに天変地異が起こる」という説が世界中に広まり、“終末論”に火が付きました。
一般的な学者はこの騒ぎに眉をひそめていますが、2012年12月21日は冬至に当たり、太陽が天の川の中心に来る時期と一致するという“偶然”も無視できない事実。
研究家の中には「太陽風で火山の噴火が誘発されて極の反転が起こり、地球が逆方向に自転を始める」という説を唱える人もいます。
いっぽうで、マヤ暦の終わりは「新時代の幕開け」という説もありますが、どちらの結果になろうとも「人類にとっての大きな転機を迎える」そのとき、この世に生を受けている幸運をかみしめ「マヤの遺跡」を取材するツアーを企画しました。

皆さんのツアーに同行してマヤ遺跡の取材をするのはサイエンスエンターテイナー・飛鳥昭雄氏と学研『ムー』の取材陣。
ツアーの主な訪問場所は、(世界遺産)テオティワカン遺跡、メキシコ国立人類学博物館、ラ・ベンダ遺跡公園、(世界遺産)パレンケ遺跡、(世界遺産)ウシュマル遺跡、カバー遺跡(壁一面に雨神チャックの顔が360も並ぶ仮面の宮殿)、(世界遺産)チチェン・イッツァ遺跡、トゥルム遺跡など。さらに、マヤ族のコミュニティを訪問し(マヤの)長老に「マヤ暦終焉」と「人類滅亡説」の真意を問います!
マヤ歴の終焉は、“人類の破滅”か“人類の新しい出発”か――。マヤの遺跡を巡りつつ、それぞれの思いを寄せてみてはいかがでしょうか。ありきたりの遺跡ツアーでは味わえない旅になること間違いなしです。 小川謙治(ライター)
主催:?トッパントラベルサービス http://toppantravel.net/themes/2109#outline(ツアー詳細HP)
協賛:学研『ムー』編集部