『TVアニメ「ウィッチクラフトワークス」先行上映イベント~火々里さんの香りとともに…~』が12月29日、東京・シネマート新宿で開催され、多華宮仄役・小林裕介、火々里綾火役・瀬戸麻沙美、多華宮霞役・茅野愛衣、OP主題歌アーティストfhanaが登場し、MCは倉石たんぽぽ役の井澤詩織が務めた。
『月刊 good!アフタヌーン』(講談社)で連載中の新感覚学園ラブコメが原作。イベントは“ヒロイン・火々里綾火の香りを体感できるイベント”と銘打たれたように、ロビーには綾火をイメージしたフレグランスが展示され、実際に上品で清廉な綾火の“香り”を堪能することができるという体感型なものに。
初のイベント参加ということで若干緊張気味の小林と、それを温かく見守るかのような女性キャスト陣が原作の印象や本作のポイントなどを軽快なトークの中で語った後、第1話世界最速上映がなされることに。
主人公・仄とヒロイン・綾火の学園生活と、激しいバトルシーンが凝縮された第1話が上映された後、小林、瀬戸、茅野、井澤の4人が綾火のものと同じデザインのマントと帽子を纏って再登場。第1話を観た感想を問われると、「やはり絵がきれい。とくに、炎の表現がすごい」(小林)、「(綾火の)ナイスバディが動きましたね(笑)」(瀬戸)と、興奮ぎみに回答。
また、茅野が「(第1話には)登場しません(笑)!」と語っていた霞が、じつはほんの一瞬、登場していることが紹介されると、演じる茅野も驚きの表情を浮かべていた。トークはさらに、アフレコ現場での様子などについても言及。登場キャラに女性が多く、基本的に現場に男性がごくわずかのため、「最初は肩身が狭かった(笑)」(小林)など、本作特有(?)の悩みを吐露する場面もあり、来場者の笑いを誘っていた。
その後、本イベントが初解禁となる新情報が続々と公開され、新キャラクターとして『多華宮小町』を川澄綾子が、『ウィークエンド』を平野綾が務めること、ほかにも多くのキャストが紹介された。また、エンディングテーマ『ウィッチ☆アクティビティ』を、たんぽぽを含む魔女集団『KMM団』(飾鈴役・麻倉もも、宇津木環那役・夏川椎菜、目野輪冥役・飯田友子、桂虎徹役・日岡なつみ)が担当することも合わせて発表されている。終盤には、オープニングを担当する4人組ユニット・fhana(ファナ)が登場し、オープニングテーマ『divine intervention』フルサイズを会場で初披露。「原作を読んでいたので、アニメの主題歌を担当することになって嬉しい」とメンバーが語る通り、作品の世界観を巧みに表現したサウンドを響かせ、会場を沸かせた。
ライブの後、みたびキャスト陣が登壇。来場者への感謝と作品への応援を呼びかけたのち、ラストは年末らしく「よいお年を!」コールで締めくくり、イベントは終了となった。
テレビアニメ『ウィッチクラフトワークス』はTOKYO MXにて5日より毎週日曜22時30 分~、ABC 朝日放送にて8日より毎週水曜深夜2時43分~、テレビ愛知にて6日より毎週月曜深夜3時35分~、BS11にて8日より毎週水曜深夜0時30分~、バンダイチャンネルにて9日より毎週木曜12時00分~(有料会員向け1週間先行無料配信)にて放送!なお、3月26日には新作ショートアニメなどが入ったBlu-ray 完全生産限定版も7000円(税抜)で発売となる。
■STORY
“多華宮君は私のお姫様だから―”平凡なスクールライフを送る男子高校生・多華宮仄と、文武両道、容姿端麗で、生徒たちから『姫様』と呼ばれるほど絶大な人気を誇る学園一のマドンナ・火々里綾火。
クラスメイトながら住む世界が違うふたりであったが、ある日の放課後、『塔の魔女』の事件に巻き込まれた多華宮仄のピンチを、魔女の姿をした火々里綾火に救われ急接近する。実は彼女は、多華宮仄を護ることを唯一の使命とする “魔女”だったのだ。
平凡な高校生だった多華宮仄の日常は、いったいどこへ向かうのか―!?