女性漫才コンビ『海原さおり・しおり』の海原しおり（本名：網谷しおり）さんが3日、脳腫瘍のため、大阪の病院で亡くなった。58歳だった。3日付のNHKニュースオンラインが報じている。
海原さんは鹿児島県出身。1978年に海原さおりとコンビを結成し、翌年にコンビ名を「海原さおり・しおり」に改名した。80年には第11回NHK上方漫才コンテストで優秀賞を取るなど人気を博した。
海原さんは一昨年10月に脳腫瘍のため大阪府内の病院で手術。その後も治療のため通院を続けていたが2日、容体が急変し、3日朝、入院先の大阪・豊中市内の病院で亡くなった。
相方のさおりは「今は気持ちの整理がつきません。本人は舞台復帰を一番望んでおり、本当に残念でたまりません。『今までありがとう』しか、ことばが見つかりません」とコメントしているという。
