『第64回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ、紅組出場の歌手・きゃりーぱみゅぱみゅ（20）が登場した。
原宿系ファッションモデルからスタートし、中田ヤスタカプロデュースのミニアルバム『もしもし原宿』で歌手としてメジャーデビュー。世界ツアーも成功させ注目を浴びているアーティストとなる。
ユニコーンのミニワンピで登場したきゃりーは「去年は（唇を）怪我をして切ってしまってから1年。早いなと思いました。今年は風邪もひかずに楽しく紅白を迎えられそうです」と笑顔で語った。 2回目の今回は『紅白2013きゃりーぱみゅぱみゅメドレー』で、その衣装にも注目が集まるところだが、「悪いお姫様がテーマ。悪役のお姫様です」と明かし、手にした封筒の中からイメージビジュアルを公開。
それは、3メートル弱の高さになる真っ赤な振袖。「日本をモチーフにした衣装。かなり仕掛けがあるので目を離さずに見て欲しい。高く見渡すと気持いいかなと思いました。3メートルぐらいになります」と語るきゃりー。紅白といえば小林幸子の“メガ幸子”のような巨大衣装の系譜があるが「小林幸子さんや浜崎あゆみさんが紅白で大きくなっているイメージを私なりに表現しました」と解説した。
報道陣から「衣装を名付けると？」と質問されると「マジックに近いイメージ。心臓の弱い方が見るとビックリしちゃう感じです」とニッコリ。そして「自分でハードルあげすぎですかね？」とほほ笑んだ。
