女優・日南響子（21）が7日、東京・渋谷のパルコブックセンター渋谷店で写真集『SAI』（ワニブックス）発売記念握手会を開いた。
1st写真集から2年ぶりとなる本作では、髪をバッサリ切りイメージチェンジを果たした。企画からすべて日南自身が携わり、“身も心も丸裸になって、今の自分を知ってもらえたら”という、こだわりがギュッと詰まった作品となる。
写真集と同じくベリーショートな髪型で登場した日南。「前作から2年経っているんですけどそんな感じがしないです。企画から立ち会っているし、撮影も楽しかったから。いつもやっていることとは違うことができて、モデルとしてスタッフ側の裏を見れて勉強になりました。環境としてもだしすごく大きな変化があった」と、手応えたがあったそう。
写真集のタイトルは「再出発とか最愛とか温かい言葉の中に出てくる意味で、前の写真集は『mau』で3文字だったので、その続きでいいなぁと。動物のサイではありません」と、込められた意味を。
大胆なカットが多い写真集になったが、「最初と大きく変わりましたね。もうちょっと落ち着いた感じだったんですけど、私が想像していたよりももっと思い切ったものになった」と、方向性がヌードの方向に変わったそうで、「現場に行く中で、ヌードでもいいなぁということから始まって、結果的にヌードになった」と、話す。
ヌードに近いものになったことに葛藤はあったのかと問われると、「全然なかったですね。元々グラビアやっていたので」と、とくには何もなかったそうで、「グラビアやってると胸が大きいとかっていうふうに思われがちじゃないですか。それが私にはすごくもどかしくて、私はそんなことないんだというのが自分の中であって、本当はそんなことないんですけど、水着を着ているだけで人を騙しているように自分の中では感じてしまって。だから、ヌードぐらいのことをしてもというので」と、思いを口にした。
そこで報道陣が、「今後もヌードという表現方法で撮る？」と質問すると、「これが最後という写真集でも書かせて頂いています。反響が良かったら？絶対やりません。どれだけお金をもらおうとやりません。この写真集はヌードにしようと思って作ったわけではなく、表現方法の1つとしてしただけなので。こういう露出は最後だと思いますよ」と、キッパリだった。
ちなみに、このように意欲的に撮影しようと思い立った理由について、「タイミング的に今だなと思って、今回振り切った感じです」と、説明していた。
今後、女優として活動するのかについては、「いま音楽やっているんですけど、独立できてなくて、ちゃんと独り立ちさせられるようにして、それが安定したら、女優業を再開していこうかなと思っています。事務所さんからいろいろお話をもらうんですけど、学べるのっていましかないなというのがあって。いま裏方のことも勉強できるが楽しくて。今年はもうちょっとフリーでやっていたいなと。ご縁があればとは思っていますけど、しばらくはフリーで勉強していたいかなと」と、話していた。
ほかにも、アイドルグループ『AKB48』メンバーと仲の良い日南だが、誰かヌードになってもらいたいくらい綺麗な人は？との質問が飛ぶと、「えーなんでしょう？これは私言えないなぁ。私、女の子が好きですけど、友だちとかかわっていると、見てみたいというのはないですねぇ」と、そこはシークレットだった。
また、日南といえば、2013年8月に都心の路上でタクシーにはねられ頭や腰、足などを強く打ち、救急隊員の呼びかけにまったく反応していなかったと報じられていたが、このことを問われ、「全然ニュースにかかれていることではないので、8割方話が作られているというか。なので全然何もないです。意識不明とかもないです」と、否定。
さらに、その事故報道の際に日南の知人という人物が「男性関係で悩んでいた。最近は精神的に不安定な状態が続いていた」とコメントをしていたが、それを踏まえて報道陣から今後ヌードになるのは「彼氏から止められた？」との声が飛ぶと、「彼氏とかいないんで。自分で決めています」と、こちらも否定していた。
「裏表紙にも絵日記風の思い出などが入っているのでカバーも取って見てほしいと思っています！」と、アピールしていた写真集『SAI』は2800円（税抜）で好評発売中！
