
“Laugh&Peace”をコンセプトに09年にスタートし、今年で4回目を迎える『沖縄国際映画祭』のプログラム発表会見が21日、東京吉本興業本社で行われ、『ジャルジャル』の後藤淳平(27)と福徳秀介(28)、『チュートリアル』徳井義実(36)、『EXILE』のAKIRA(30)、『ピース』の又吉直樹(31)、ピン芸人・桜 稲垣早希(28)、女優・滝裕可里(24)、森カンナ(23)、子役・内田流果(12)、小松悠太(10)、『平成ノブシコブシ』の吉村崇(31)と徳井健太(31)、木村祐一(49)、モデル・鈴木奈々(23)、ミュージシャン『かりゆし58』の前川真悟(30)、『スリムクラブ』の真栄田賢(35)と内間政成(35)らが登壇した。司会は、藤井隆(39)と木佐彩子(40)。
同映画祭のメインとなる「長編プログラム」には、日本だけでなく、各国から300作がエントリーされ、そのうち、“Laugh部門”と“Peace部門”で各13本ずつ、合計26本が上映される。
映画『ワーキング・ホリデー』で、元ヤンキーでホストという初の父親役に挑戦した『EXILE』AKIRAは、「自分がグループに入る前に行ったホストクラブがロケとして使われていたんですよ、偶然。その当時のメンバーがいたので、コールとかもすんなりと入り込めた」と、ニンマリ。

映画『莫逆家族 バグギャクファミーリア』で元暴走族役をした『チュートリアル』徳井は、テレビ番組などで、金髪に染め、「色気づいた」とか言われていた時期に撮影していたそうで、「メインの格闘シーンで、2月にまるまる3日、びしょ濡れだったことがあって、体力的には今までで、一番きつかった」と、真剣に語ると、藤井が、「残念ながら使われなかったんですよね」と、落とし笑わせるも、本人は真剣に、「おかしいでしょ。使われてます」と、慌てて否定した。
映画『営業100万回』で2度目の主演をした『ジャルジャル』は、「僕ら役ということで、役作りをすることなく、いつもの自分たちのまんまで、お芝居させてもらってます」と、自然体を強調した。
映画『タバコイ?タバコで始まる恋物語?』で、初主演を果たした『ピース』又吉は、タバコ吸わないのにタバコ吸うシーンがあり、医薬品のたばこで対応したが、「最初はちょっとむせました」と、苦労を語った。
自身が出演したロケ・バラエティー番組の映画化である『ロケみつ THE MOVIE このさきのむこうに』出演している桜 稲垣は、 しかも、今回は、バラエティーの部分は横に置いたドキュメントムービーという。「すごく斬新なんですけど、中身はテレビで放送されたまんまが流れます。再放送じゃないんです。りっぱなTHE MOVEです。私は、お尻の部分に登場させていただくんですけど、特殊メイクをしますので、そこを中心に観ていただければ」と、アピールした。
また今年は、トロピカルビーチに世界最大の移動式スクリーン「CineScreen400」を設置し、“あなたの人生のベストムービー”を屋外上映するほか、昨年急逝した坂上二郎さん、原田芳雄さん、森田芳光監督の特集上映も行われる。
さらに、「女の子に楽しく元気になってほしいという思いを込めた」という初の女性向けコンテンツとして「“ちゅらイイ”GIRLS UP! ステージ」がスタート。2012年春夏コレクションのファッションショーで華やかにステージを飾るほか、アーティストライヴ、お笑いライブステージなどが行われる。

ショーに参加するモデルでタレントの鈴木奈々が、毛皮の帽子をかぶり、長袖にロングスカートというファッションにもかかわらず、「沖縄をイメージしました」と、天然発言。これに対して、木佐アナは苦笑い。藤井は、「風を感じます」と、感情を込めずサラリと言うと、報道陣も苦笑。
そんなことには、気にせず、鈴木は、身振り手振りを使って、「沖縄のビーチで、ファッションショーするの本当に初めてなんですよ。だからもう、本当に全力で、もう、ファッションショーを頑張りたいと思います」と、元気いっぱいにPR。
さらに、彼氏がいることを公言している鈴木に対して、藤井が、「沖縄に彼氏と一緒に?」と問うと、「あ?彼氏も、ぜひ一緒に、このファッションショーに、ぜひ来てもらいたいなぁと思います」と、妙なハイテンションで語った。
同映画際のテーマソングを歌い、ライヴにも出演する『かりゆし58』の前川は、「沖縄の海と空に囲まれて、歌を歌わせてもらって、それをたくさんの人が一緒に囲んでくれるというのは、幸せの一言に尽きますね」と、思いを語った。
また、昨年、同映画の宣伝隊長を務めた『スリムクラブ』の真栄田は、「忙しくさせてもらって、今まで仕事がなかったので、感謝しています。ただ、1週間まるまる働いてギャラが一銭もでなかったと。チャリティーですんで」と、笑わせ、地元でネタを披露することに、「賑やかなのが好きなんでものすごくもりあがる。親族が多いので、どんなに滑っても指笛で盛り上げてくれるのでやりやすい」と、語った。
ほかに高さ14メートル、幅26メートルの世界最大規模の移動式スクリーンをスイスより輸送し、“オープンエアスクリーン”としてビーチでの屋外上映が行われることも明らかになった。
内容盛りだくさんで、「お客さんにどう楽しんでいただけるか、お祭りを目指している。映画祭をつかっていろいろな楽しみ方を提供していきたい」という思惑を体現したイベントとなっている。
同映画際は、3月24日(土)?31日(土)まで。
会場 第1会場:沖縄コンベンションセンター及び周辺地区(宜野湾市)
第2会場:桜坂劇場および国際通り周辺(那覇市)、北谷町はじめ県内各所






















