タレント・木梨憲武（51）が11日、都内で米映画「ウォーキング with ダイナソー」（監督：ニール・ナイチンゲール、バリー・クック／配給：21世紀フォックス映画）のジャパンプレミアに子役・鈴木福（9）、歌手・平原綾香（29）とともに出席。ヒロイン役で10年ぶりに声優挑戦した木梨は「家族、兄弟、友情、初恋と、いろんな映像のなかにさまざまなストーリーがつまっている作品。クリスマスからお正月に楽しんで観てほしい」とPRした。
7000万年前のアラスカを舞台に、一頭の小さなパキリノサウルス・の壮大な旅と成長を描く物語。科学的検証のもと、恐竜の子育てや大移動についての最新の発見などを取り入れた新しい恐竜の世界観を展開。3D、CG技術などを駆使し、あたかも太古の地球に迷い込んだかのような感覚が味わえる実体験型3Dアクションアドベンチャーだ。
主人公のパキリノサウルス・パッチの声を務める木梨は、実家の木梨サイクル特製恐竜自転車”パキリノチャリウス”に乗ってノリノリで登場。久しぶりの声優挑戦にも「10年前は”ニモ”だった。10年ぶりにき来たのが恐竜。人間はないみたい…」とのっけから自虐ネタで笑わせたが、「撮影は2日間。1日7時間くらいスタジオにこもっていた。集中力をもたせるのが大変だったが、恐竜の役なので変にキャラクターをつけないでナチュラルにして、やり遂げた」と充実感いっぱいの様子だ。
一方、ダイナソーこども大使を務め、作品の恐竜解説でも活躍している鈴木は、翼竜にまたがり場内をフライング飛行しながら華麗に登場。「翼竜はボクの大好きな恐竜。翼竜に乗って空を飛ぶのが夢だった」と大興奮。作品については、「観た後にすっごい元気になれる映画。アレックスとパッチの掛け合いもおもしろい。恐竜好きの人が観たら、カッコいいしすごい興奮するし、へぇ〜そうなんだって思うところもある」と冷静に分析していた。
また、主題歌「Piece of Love」を披露した平原は、純白のワンピース姿で登場。「なんか、私だけフツウに登場して…」と恐縮しながらも、主題歌を披露。想いをこめてしっとりと歌い上げ、場内をあたためた。「（主題歌は）”愛のかけら”。私たちは”かけら”で弱い存在かもしれないけれど、新しい”かけら”に出逢うために旅をしているという歌で、映画とテーマが合うかなと思った。（作品は）泣けるシーンがいっぱいで、恐竜の真実が描かれているけど、実は人間社会の複雑な部分も描かれている。家族、年齢問わずに楽しめる」としみじみとPRしていた。
もうすぐ年末を迎えるが、今年1年間については、鈴木が「すごい楽しかったし、幸せなことがいっぱいだった1年。弟が生まれて2人のお兄ちゃんになった！」とハッピーな報告。デビュー10周年にしてレーベル移籍を経験した平原は「忘れられない1年。たいへんなこともあったが、いまは新しい仲間と音楽をつくる旅に出発している」。最後に木梨は「（妻の）成美さんが出ていた『A-Studio』と『ソロモン流』、サイコーでした！」と11月に連続で出演し、自身のプライベートも語っていたヨメネタで爆笑を誘っていた。
20日公開！
