宮城県・仙台市を拠点に活動するアイドルグループ・みちのく仙台ORI☆姫隊が8日、AKIBAカルチャーズ劇場で行われたBSスカパー！『IDOL REVUE ご当地アイドルお取り寄せ図鑑 by Pigoo』で優勝。“No.1お取り寄せアイドル”の称号を勝ち取った。
同番組では日本全国から集まった24組のご当地アイドルの中からNo.1を決めるトーナメント形式の戦い。今年6月からライブやプレゼンテーションなど様々な企画で会場のファンの支持を競ってきた。決勝のステージに上がったのはみちのく仙台ORI☆姫隊と石川県・金沢を拠点に活動するJumpin’（ジャンピン）の2組。最後のライブパフォーマンスを終え、観客によるガチ投票の結果、僅差でみちのく仙台ORI☆姫隊に軍配が上がった。
結果が発表されるとORI☆姫隊のリーダー・ノドカ（14）は「本当に嬉しいです。信じられない…」と涙を流し「みなさんありがとー！」と感謝した。司会をつとめた元SDN48の野呂佳代（30）は、惜しくも敗れて泣いているメンバーもいるJumpin’に「かわいらしく将来性がある。今年3月から活動開始したとは思えない」と賞賛。「『みちのく』と『Jumpin’』は最初から気合が違った。見た瞬間に優勝候補だと思った」と称え、「もっともっとアイドル界を盛り上がるようになればいいな」と語った。
長い戦いを振り返りユウナ（14）は「みなさんもすごく強く、Jumpin’さんも可愛くて強かったんですけど、今まで応援してくださった皆さんや初めて見てくれたみなさんのおかげで優勝することができました！」と感激。ハンナ（15）は「回を重ねるごとにORI☆姫隊も絆が強くなったり成長した面もたくさん見れたと思います。チャンピオンの名に恥じぬように一層努力していきます！」と活躍を誓った。
仙台をベースに震災の影響が大きい地域の小学生と中学生からなるユニットとして活躍している同ユニット。ノドカは「ライブの後に募金活動をしたり、仮設住宅を訪問しておじいちゃんやおばあちゃんと一緒に触れ合って遊んだり肩もみをさせていただいたり。みなさんが笑顔になっていただけるように活動してます」と話した。日本一のご当地アイドルに輝いたことに「被災地が津波や原発という悪いイメージではなく、東北がいいイメージで世界に広まっていけるように、アジアを代表するアイドルになるという目標に一歩でも近づけるように活動していきたいです」と元気一杯に語った。
決勝戦の模様は25日午後10時からBSスカパー！で無料放送される。
