映画『ハニー・フラッパーズ』（監督：笹木恵水／配給：アイエス・フィールド）製作会見が26日、東京・六本木のキャバクラ『CLUB ZOO TOKYO』で行われ、出演キャストの坂口杏里（22）、矢吹春奈（28）、森下悠里（28）、岸明日香（22）、杏さゆり（30）、折井あゆみ（28）、仁藤みさき（20）、階戸瑠李（25）、紗綾（20）、川辺優紀子（22）、JOY（28）、そしてテクニカルアドバイザーとして『第1回キャバ嬢総選挙』優勝者の茜まなみ、笹木恵水監督が登場した。
同作はキャバクラを舞台に繰り広げられるドラマを通して、現代の女性の儚さ、弱さ、強さを描く。坂口演じる実加は“人と同じが安心”とそつなく生きてきた、どこにでもいる女子大生。そんな彼女が様々な出会いと環境の中で自分を受け入れ、歩き始める…という物語になっている。2014年夏公開。
主演の坂口は緊張気味に「キャストのみなさんといい作品を作りたいと思います」とあいさつ。キャストの中で唯一キャバクラ経験者と胸を張る森下は「六本木と銀座のキャバクラでナンバーワンになった実績があって、今でもいろんな方に『店をやってくれ』と頼まれるんです。いつか『クラブ悠里』をやりたい」と積極的アピールした。
森下は「水商売が天職かな。お酒も大好き、男の人も大好き。念願のキャバ嬢役をやれた嬉しいです」と意気込み充分。「キャバクラにはいろんなルールがある。お名刺の渡し方や灰皿の取り替え方。接客マナーとかアドバイスできると思います」と生き生きと語った。
現在、至高のプロポーションと話題の岸は「同世代の女性に共感できる作品にしたいです。きれいなお姉さんが多くて緊張気味なんですけど、一所懸命がんばります」と語り「同年代にも何をしていいかわからない子とかすごく多い。私もその中のひとりなので、（主人公が）変わっていく様を注目していきたいです」と大きなバストを弾ませた。
元AKB48として活躍した折井は「AKBの経験が活かせたらいいな。グループ時代は大変なことがあっても笑顔を絶やさないというのがすごくいい経験になったので、この現場でも笑顔を絶やさずがんばりたいと思います」と語った。先日二十歳の誕生日を迎えた紗綾は「二十歳になったばっかりでお酒もちょっとずつ覚えている段階。素敵な出演者に学びながらがんばりたい」とコメント。“Fカップ小学生”として話題になった紗綾だが「プライベートは地味なので、パキっと華やかにキャバ嬢を演じてみたいです」と初のキャバ嬢役に意気込んだ。
また、ただひとり男性登壇者のJOYは、ホスト役に「ホストっぽいねと言われることはよくありますけど、経験はないので本番前にホストに通って勉強したいです」と語りながら「いい匂いで鼻血が吹き出しそうです」とニンマリ。初の長編映画に挑戦する笹木監督は「かわいいだけじゃない芯の強い女性を前向きに描きたい」と真面目に語りながら「（胸が）大きい子ばかりなので衣装に苦労しそう」と笑った。最後に坂口は「みんなに助けてもらいながらちょっとずつ成長していけたらなと思います。プレッシャーは、背後から重いものを感じてます」と笑いを誘った。
