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池内博之『三文オペラ』主演で“生歌”人生初披露!

池内博之『三文オペラ』主演で“生歌”人生初披露!
盗賊団のボス役の池内

 ベルナルド・ブレヒト作、クルト・ヴァイル作曲の傑作『三文オペラ』の公演が2014年9月、東京・新国立劇場中劇場で行われることが決定し、俳優の池内博之(36)が主演を務めることがわかった。

 現在放送中のNHK大河ドラマ『八重の桜』、フジテレビ系土曜ドラマ『ハニートラップ』に出演中の池内が今回の『三文オペラ』で演じるのは、盗賊団一味のボス。さらに池内は自身初の“生歌”を披露するとのこと。共演者にはソニン(30)、石井一孝(45)、大塚千弘(27)、あめくみちこ(50)、島田歌穂(50)、山路和弘(59)ら豪華俳優陣が名を連ねている。

 来年1月のTBS日曜劇場『エス-最後の警官-』の出演も決定している池内。演出を務める宮田慶子氏と再びタッグを組むということで、「今回で宮田さんとは2度目になります。宮田さんの演出でまた新たな自分と出会えることを楽しみにしています。作品自体がとても面白いものなので、今まで見たことのない、三文オペラを皆様に観てもらえたら嬉しいです」と、コメントを寄せた。

【作品内容】
舞台は19世紀、ロンドン。貧民街の顔役、メッキー・メッサーは街で偶然出会った少女ポリーを見初め、その日のうちに結婚式を挙げる。ところがポリーはロンドンの乞食の総元締め、「乞食王」ピーチャムの娘だった。ピーチャムは、そんな男に娘はやれないと、ロンドンの警視総監・ブラウンに彼の逮捕を要求する。メッキーと親交があり、これまで彼の悪事を握りつぶしてきたブラウンは、ピーチャムの要求を受け入れるかどうか逡巡する。
折しも女王の戴冠式のパレードが計画されている大切な時期。ピーチャムは、メッキーを逮捕しないのならば、その大切なパレードにロンドン中の乞食を集めてデモ行進をすると、ブラウンを脅す。
これを知ったメッキーは警察の目を盗んで逃走を図るが、愛人の一人ジェニーの密告で捕らえられてしまう。それから数日後、メッキーは牢獄の前で起こった愛人の一人ルーシーとポリーの喧嘩がきっかけとなり脱獄に成功、再び街に戻る。メッキーの脱獄を知ったピーチャムはブラウンが彼を逃がしたと思い、乞食のデモ行進を戴冠式のパレードにぶつける、と再び脅し……。 

2014/2015シーズン演劇オープニング公演
[JAPAN MEEST…-現代劇の系譜をひもとく-]Ⅸ
『三文オペラ』
作:ベルトルト・ブレヒト
音楽:クルト・ヴァイル
翻訳:谷川道子
演出:宮田慶子
音楽監督:島健
出演:池内博之、ソニン、石井一孝、大塚千弘、あめくみちこ、島田歌穂、山路和弘、ほか

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