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マキタスポーツありもしない“濡れ場”にニヤリ!「酸欠状態で永遠に逝かれてしまうのでは…」

マキタスポーツありもしない“濡れ場”にニヤリ!「酸欠状態で永遠に逝かれてしまうのでは…」
マキタスポーツがとぼけたコメントで会場を爆笑させた

 女優・大塚千弘(27)、小橋めぐみ(34)、若手男性俳優集団『D2』メンバーで俳優・山田裕貴(23)、マキタスポーツ(43)、相澤侑我(10)、佐々部清監督(55)、本広克行監督(48)、月川翔監督(31)が14日、東京・カフェネスカフェ原宿で『ネスレ日本株式会社 100周年記念事業』PRイベントに出席した。

 ネスレ日本株式会社が『ネスレシアター on YouTube』と題し、有名映画監督が制作した上質のオリジナル作品をYouTube上で公開するエンターテインメント企画。14日午後1時よりスタート(http://www.youtube.com/user/nestlewmc/nestlejpchannel)となり、まずは佐々部監督の『ゾウを撫でる』、本広監督の『Regret』が、追って12月10日には月川監督の『ゴーストバンド』が公開となり、後10作品ほどが公開予定となっている。

 同社社長がテレビ東京の番組でスポンサーをしていたことがきっかけで知り合い、実現した企画といい「映画館で観るような限られたものではなくて、そのコンテンツを観ていただくことができる、新しいビジネスモデルができるんじゃないかなと思います。われわれの商品を語ってもらおうと思っていて、逆に作り手がメーカー側が広告として作るよりも、第三者の方にやっていただいたほうがいいのではと考えました」と狙いを明かす。

D2山田裕貴の演技力に佐々部清監督が感動の涙!「カット入れるの忘れました」
 

 今回の主旨に反するように「本当はYouTubeに配信することに抵抗を持っていた」という佐々部監督は著作権を守る側の日本映画監督協会の理事も務める。そんな立場でもこの企画に乗ったことについて、「オリジナルで好きな事がやれるというのが、大らかさが一番これをやれるモチベーションになった。いまテレビ局とか映画会社では絶対やらせてもらえないというようなことをやっています」と、表現者としての欲求であったことや、「1人でも多くの人に観てもらったらいいじゃないかと思っている自分もいるんです。僕は助監督を18年していて43歳で監督としてデビューできた。こんなコンテンツがあればもっと早くデビューができたかなと思うんです」と、忸怩たる思いもあったそうだ。

 そんななかから生まれた作品は劇場公開をされても遜色ないクオリティだそうで、佐々部監督は、同社社長へ「これから劇場でやるということを膝を突き合わせて話したい」と、意気揚々な様子を見せた。

D2山田裕貴の演技力に佐々部清監督が感動の涙!「カット入れるの忘れました」
 

 そしてそれぞれの作品に出演したキャストが登場しその内容へ。本広監督は現場でキャストの名前から台本を考えていくという手法で「自分の中ではヌーベルバーグを超えたな」と豪語した『Regret』。自身が高校3年生のときに「10メートルは吹っ飛んで死んだなと思ったんです」というバイク事故で見えた走馬灯や、三途の川、後悔を元に制作されたといい、出演した小橋は、女子高生から看護婦まで演じたそうだが、「セーラー服は『後ろからみたら大丈夫だよ』と言われたりしました」と苦笑い。

 マキタと今年3作品目という月川監督の『ゴーストバンド』。その名の通り死してなお音楽をしたいと“化けて出た”幽霊バンド歌舞伎Xとバンドを組み、一度は音楽を諦めかけた、マキタら生者がそれをかなえるために四苦八苦するというもの。月川監督が「マキタさんは音楽をされているので、音楽をどう見せていこうかという緊張感もありました」と、硬めのコメントが。

D2山田裕貴の演技力に佐々部清監督が感動の涙!「カット入れるの忘れました」
 

 しかし、マキタはそんな空気を吹き飛ばすかのごとく、本作の見どころを「濡れ場ですね。寺島しのぶさんと……、ってそんなシーンなかった。間違えました」と、ありもしないシーンを話しニヤリ。それだけで、マキタは止まらず、「音楽のシーンが重要だと思いますね」と真面目に語ったかと思いきや、「大石吾朗さんとか小倉一郎さんとかお年なので、何回もテイクを重ねて、酸欠状態で永遠に逝かれてしまうのではないかと思いました」と話し、場内を爆笑の渦に巻き込む。

 続けて共演した相澤が、重要だったというピアノのシーンについて、「Xジャパンさんとか、KANさんとかの動画を観て勉強していたんですけど、現場に行ったら、小室哲哉さんみたく弾いてくれと言われてカッコよく弾きました」と話すと、マキタが「俺が観ろって言ったんだよな」と、内情を暴露し、これに相澤は苦笑いするしかなかった。

D2山田裕貴の演技力に佐々部清監督が感動の涙!「カット入れるの忘れました」
山田裕貴を褒める佐々部監督

 そして佐々部監督の映画製作を題材にした作品『ゾウを撫でる』。動物のゾウと映像の“像”をかけたものだそうでオムニバス形式で8話で構成。そのうちの1話に出演した山田について佐々部監督は「初めてだったんですけど、真摯さというか芝居に入る真面目さが伝わるんです。役柄にしっかり浸透していて、現場で僕も泣かされちゃいまして。山田くんの表情で残している時に金児憲史くんの演技が良くて、それを受けた時の山田くんの表情にカットを入れるのを忘れました」と、感動させる演技だったことを明かしていた。

 『ネスレシアター on YouTube』は14日より公式サイト(http://www.youtube.com/user/nestlewmc/nestlejpchannel)にて公開中!

D2山田裕貴の演技力に佐々部清監督が感動の涙!「カット入れるの忘れました」

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大塚千弘
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小橋めぐみ
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山田裕貴
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相澤侑我
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佐々部清監督
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本広克行監督
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月川翔監督
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Regret
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ゴーストバンド
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ゾウを撫でる
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