俳優・吉沢亮（19）、桐山蓮（28）が6日、都内・赤坂ACTシアターで主演舞台「ぶっせん」（演出：福原充則）の報道陣向け公開稽古に、共演の鍵本輝（25）、平間壮一（23）、佐々木喜英（26）、諏訪雅（37）、森廉（26）、大堀こういち（50）、袴田吉彦（40）らとともに出席した。
今年7月にドラマ放送された「ぶっせん」（TBS系）の舞台版で、霊験あらたかなる講談山にある仏教専門学園、通称”ぶっせん”を舞台に、若手イケメン俳優たちが学園の生徒である坊主姿に扮し、青春を炸裂させる破天荒な物語。舞台版では、ドラマの続編的エピソードを中心に、歌やダンス、ミュージカルなど、ドラマでは描かれなかった表現も加わって”ぶっせん”ワールドがさらにパワーアップしている。
隣の寺のスパイとして送り込まれながらも、純粋無垢すぎて役目を何も果たさず、生徒たちにすっかり馴染んでしまう正直者・田村正助（吉沢）の度を超えたアホっぷりや、自称パンクロッカーでありながらも家業の大工を継ぐのが嫌で入学してきた城敦（桐山）が、学園で抵抗しつつもトレードマークである長髪をバリカンで剃られるシーンなど、舞台ならではの見ごたえのあるシーンも満載。桐山と、宝塚の男役に憧れ男磨きのために入学した実は女の三条翼（中別府葵・23）との複雑なラブシーンも必見だ。
この日、稽古前に報道陣の取材に応じたメンバーは、坊主頭に袈裟の衣装姿で堂々と登場。舞台ならではの見どころについて、吉沢が「クライマックスですね。全員が坊主頭で仏教ミージカルをやるのが見どころ！」と自信満々に話せば、桐山も「装いだけではなく、物語として完結しているところ。歌、ダンスとみんなが一生懸命、汗水垂らしてやっているのが観てていいと思うし、見どころが盛りだくさんです！」と熱烈PRした。
作品では、ドラマとはひと味違った坊主集団が織りなす歌、ダンスも話題のひとつだが、今回のドラマ＆舞台化にあたって、作品から生まれた出演メンバーによるスピンオフ・ユニット「極楽ボーイズ」の1stシングル「ぶっせんサンバ」も同日リリース。これに、メンバー一堂が「今日からアーティストです！」と茶目っ気たっぷりに声をそろえたが、学園の学長代理役の袴田も「吉田クンの歌がうまいから、売れるといいね〜」とエール。「（ドラマや舞台の）ボリューム2とかできるようにがんばって、な！」と袴田が役柄そのままに、生徒たちに喝を入れていた。
最後に吉田が「笑いのポイントになる部分はくだらないことだったりするけど、そのなかにも仏教の教えが散りばめられていて、最後には感動して泣けるシーンもある。気軽に来て気軽に笑って泣いて、作品を楽しんでほしいです」としみじみとPRしていた。
6日に赤坂ACTシアターで開幕！
