男女7人組のパフォーマンスグループ『AAA』のメインボーカルでリーダーの浦田直也(30)が3日、東京・東京タワーで行われた「東京タワー クリスマス イルミネーション2013」点灯式に、K-POPの6人組ボーイズグループ『BOYFRIEND』、ヴァイオリニストのMei(21)らと登場した。
今年で17回目を迎える冬の風物詩。東京タワーのイルミネーション。点灯と同時に「雪」と「シャボン玉」が舞う中、東京タワーアンバサダーでヴァイオリニストのMeiが『Through the fire』を演奏してイベントを盛り上げた。
浦田は、12月4日発売の初のカバーアルバムとなる2ndソロアルバム『UNCHANGED』の中から、『Time goes by』と『僕が一番欲しかったもの』の2曲を切々と歌い上げ、涙するファンもいた。
毎年、イルミネーションがキレイなので見に来ているそうで、「今年は、点灯式に出れるとは思わなかったので嬉しいです」と、思わぬ大役にニッコリ。点灯式後には、「人生初の点灯式だったので、昨日の夜から緊張してドキドキしていたんですけど、一番最初に観ることが出来て嬉しかったです」と、ほっとした表情。
点灯期間中に、「東京タワー好きなので、ドライブがてら来ます。また、コッソリ見に来たいと思います」と、言うほど東京タワーのイルミネーションLOVEを語った。クリスマスシーズンは、いつも友だちとワイワイして、ご飯食べに行くことが多いそうで、今年もそうするという。
ソロミニライブについて、「いつもはほかのメンバーがいてくれて、任せる部分もあるので安心しているんですけど、一人ぼっちなので寂しいですけど頑張りたい。温かい目で見ていただければ」と、緊張気味ながらも、「緊張感もありながら、普段のAAAとは違う自分を見せられたらと思っています。直也としての歌声が届けられたらいいなぁと思います」と、苦笑い。
4年ぶりのソロアルバムはカバー曲が主体となっているが、「冬にアルバムを出すということで、イルミネーションきれいですし、景色の中にマッチしているようなカバー曲がたくさんありますので、ロマンティックな気分にになりたいときは、ぜひアルバム聞いていただいて、イルミネーション見ていただいたら素敵な冬になるんじゃないか」とアピール。
オリジナル曲も完成したそうで、「早くみんなに届けたい。クリスマスにふさわしくない失恋の寂しい曲です。自分の実体験だったり、失恋したときにこういう曲があったら心強いかなと。ハッピーエンドではないけれど、次に向かって新しい恋できればいいなぁとの思いを書いています」と、前向きの意味を込めたという。
また、『BOYFRIEND』も『Be my Shine~君を離さない~Count Ari』と『Pinky Santa』を熱唱した。
今年で開業55周年を迎える東京タワーでは、シャンパン・ゴールドを基調としたオトナっぽいイメージで約2万個の電球で飾られた高さ約12メートルのツリーが、点灯した。クリスマスの12月25日までの毎日16時~22時まで。