千葉・船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが3日、東京・TOHO シネマズ スカラ座で映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々：魔の海』舞台あいさつに、アイドルグループ『AKB48』の“まゆゆ”渡辺麻友（19、チームA）、人気声優・宮野真守とともに登場した。
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の続編で、その3年後のニューヨークが舞台。海の神ポセイドンの血を引くハーフゴッドのパーシー（吹替：宮野）が、新たな危機に直面し、パーシーは女神アテナの娘アナベス（吹替：渡辺）ら仲間とともにハーフゴッドの世界を救うため怪物たちが潜む魔の海へ冒険へ向かうというスペクタル作品となる。
体を揺らしながら登場するふなっしーに宮野から「激しい！魔の海だ！」と言わしめるほどの荒ぶり具合から始まった舞台あいさつ。「みんなでヒャッハー！するなっしー！」と、観客とコールアンドレスポンスをしだすなどやりたい放題で、これに渡辺も宮野も乗っかり一体感ある雰囲気に。
そんなやりたい放題なふなっしーだが、前回の舞台あいさつの際には怒られたそうで、「始まる前からこのスクリーンにはくれぐれも当たるなよって。2人があいさつしてたときも間合いを計ってた。怖いなっしー」と話し、笑いを誘うことも。
ヘルメスの杖に絡みつく蛇のジョージの声を当てハリウッドデビューも果たし、「生まれて初めてなっしー。英語のセリフをヒアリングしながら、この尺でやるんだと見てたなっしー」と、英語も扱える様子を見せ、「裏話だけど、広告代理店の人がどうも蛇を青い方をジョージと思ってたなっしー。ふなっしーが間違ってるのかなと思いながらも、逆だよと言ったら訂正してくれたなっしー。日本人の悪い習慣で赤い方が女って、勝手な解釈で、ジョージは赤い蛇なっしー！」と、エピソードを披露し周囲を渡辺、宮野だけでなく観客をも感心させた。
「ふなっしーのいいところは急に真面目になるところ」という宮野に、「ちょいちょい（吹き替えに）なっしー入れるでしょ」と問うと、ふなっしーは「台本にはなっしーって書いてなかったなっしー。現場に来たらなっしー入れた方がいいなと言われてきまったなっしー。ナイスなディレクションなっしー」と、さらなる裏話を。
そこに宮野は「それじゃあ、なっしー入れなくても喋れるの？」と質問すると、ふなっしーは、「もちろん、もちろん」と、素に戻ってしまい、ハッと気づいたふなっしーは、「キャラクター設定ぶれるなっしー！」と、その場にしゃがみ込んでキャラ“崩壊”の危機におののく様子を見せ、宮野は「ごめん！なんかごめん」と、ひたすら謝ることとなった。
それでもそんな状態から復活したふなっしーは、本作へ「なんかギリシャの怪物とか神とか出てくるなっしーな。遠いギリシャの人が、空をみながら星座をみながら、こういう物語を考えたり、ファンタジーとかおとぎの世界の話をしていたなっしー。そういう普段の疲れをいやすためにファンタジーって必要なんだと思ったなっしー。だから、2000年の悠久の時を超えた物語なっしー」と、前回のイベント（http://japan-newslounge.com/archives/99592）同様ナイスコメントで、宮野も「さすがファンタジーの端くれ」と、絶賛だった。
映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々／魔の海』は 3D／2D 字幕／吹替 同時公開中！
