音楽グループ・DREAMS COME TRUEの中村正人（55）、吉田美和（48）が30日、都内で「エスティマ ドリームリレー・ムービー」映画完成上映会に出席した。
トヨタ・エスティマが2010年から子どもたちの可能性を応援するプロジェクトとして展開しているもの。第4弾となる今年は「可能性のカタチ」をキーワードに、子どもたちのイマジネーションをつないだ映画作りに挑戦。子どもたちがWEBやワークショップで考えた奇想天外な物語をプロの映画監督らがつなげて、1本の映画が完成した。
ドリカムは映画の主題歌「想像を超える明日へ」を担当。吉田は「“ドリームリレー”をつくるんだという、みなさんのお話を聞いて、強く胸を打たれた」としみじみ。中村も「その可能性の先にあるものということで、サウンドもダイナミックにした。去年から子どもとセッションをしたり、プロジェクトに参加しているが、今年もスンナリ入れた」と充実していた様子。プロジェクトにも強く共感しているそうで、「今年は子どもが主役になって、子どもの自由な発想を大人が手助けしてカタチにしたのがスゴい！また想像を超えた！」とすっかり感激モード。「大人だからといって、想像のスイッチを切ってはいけないんです」と呼びかけた。
作品では中村が声優に初挑戦しているが、「一番いい役じゃないとイヤだと言ったら、”エスティマハイブリッド”の役をやらせていただいた。仲間たちをのせるエスティマになりきって演じました！」と自信満々。このところ、俳優としても出演するなど、活躍の幅を広げている中村に、吉田は「なんか、最近、調子にのってるなと思ってカチンときた」と悔しがっていた。
この日は、集まった子どもたちとともに映画を鑑賞した2人だったが、作品を観て吉田は「このプロジェクト、私が子どものときにやってほしかった！子どものときに頭の中にかけめぐっている、とりとめのないことが、こうやって観られるのがスゴい！（作品には）シュールなところもあって、たしかに、私にも子どものころシュールなところもあって、こんなこと考えていたなと思い出した」と大興奮。
一方、声優として出演した中村は「録ったときはまだ絵が決まっていなくて、いろんなパターンでやったが、いい仕事しているなと思った」とご満悦。中村の声優ぶりについて、吉田は「ノーコメントです！」とあいからわず、悔しさいっぱいの様子だった。
