
昨シーズンで現役を引退した女子プロゴルファー・古閑美保(29)が16日、東京・新宿駅東口の「新宿ステーションスクエア」で、「平成23年度 青色申告会 確定申告スタートキャンペーン」1日広報部長任命式に出席。熱愛が噂されている『テキサスレンジャーズ』のダルビッシュ有投手(25)の専属栄養士としてついていくとの報道を受け、「納税先がアメリカに変わることは」と問われ、キッパリと答えた。
1人でも多くの方に、青色申告の特性を知っていただき、納税について知っていただこうということで、毎年、同所でスタートキャンペーンをPRしている。
雪もチラつく中、パープルのダウンジャケットに、黒のレギンスの上にダウンのミニスカート、ファーがついた白いハイカットのスニーカーという完全防備でにこやかに登場した古閑は、「『確定申告は、正しくお早めに』のPRに着ました」と、後ろの看板を振り返りつつ、あいさつした。
「1日広報部長の任命状とタスキをいただいて、頑張ろうと思いました。青色申告のよさと青色申告会の公益活動について、少しでもご理解いただけるように努めることを宣言します。1日広報部長 古閑美保」と、宣言文を読み上げた。
古閑は、女子プロの中で、初めてスカートをはいて、ツアーに参加するなど、元祖ビジュアル系ゴルファーとして注目を集め、08年には賞金女王に輝くなど、人気と実力を兼ね備えた女子プロゴルファーとして活躍した。しかし、昨年のツアーを最後に惜しまれつつ、現役引退。
その理由は、「一番の原因はけがです。ケガをしたことによって、2年間ツアーにでていたが、描く思いと体がついていかなかった。満足度が違って、しょうがないなぁという感じ」と、吹っ切れたような笑顔で語った。
ただ、「引退」と言われることについては、「ツアーにはでないですが、今後もゴルフに関わっていきたい。トーナメントには出ないというだけ」と、プロゴルファーというこだわりと、プライドもチラリ。
今後の活動については、「ゴルフに携わる仕事しかない」と、笑顔。さらに、一部報道であった「シュートボクシング転身」かとの報道には、「シュートボクシングは趣味として。今後も、やりたいと思ったことは、普通の女の子の趣味としてやっていきます」と語り、タレントへの転身も否定した。
古閑といえば、昨年に続いて、今年1月にも宮崎でダルビッシュと合同自主トレを実施。引退した古閑がトレーニングしたことにより、熱愛報道が再燃。さらに、古閑が栄養士の資格を取り、大リーグに移籍したダルビッシュのために、専属栄養士として渡米するとの報道まで流れていた。

そのことを踏まえ、記者から、「納税先がアメリカに変わることは?」「活動がアメリカに移ることは?」と問われると、笑顔で首を横に振って否定。結婚は、「したいです。25歳ぐらいまでに結婚したかったんですけど、もう過ぎてしまったので、30歳までかな…でも、それが過ぎたら35歳までかなと言っていると思う」と、かわした。
さらに、「そういう出会いは?」と、徐々にピンポイントで迫っていくと、「出会っているのか、わからないです…。タイプの男性は、優しい人。思いやりがある人。大きい人が好きです」と、「大きい」が「心」なのか「体」なのか、どちらとも取れる意味深発言でけむに巻いた。
最後に、「栄養士への転向は?」との問いには、「(資格は取って)ないです。本当にないです」と、キッパリと否定した。





