女優・武田梨奈(22)が26日、東京・高円寺の座・高円寺2で開催された『高円寺フェス2013』内で映画『ヌイグルマーZ』(監督:井口昇/配給:キングレコード、ティ・ジョイ)舞台あいさつに高木古都(23)、市道真央(21)、井口監督とともに登壇した。
大槻ケンヂが生み出した、切ないヒーローの心情を描いた名曲『戦え!ヌイグルマー』を中川翔子主演で映像化。愛する人を守るためヌイグルミとなって高円寺でゾンビたちと戦うというアクション作品。
広く情報の拡散を狙うため、観客も写真を撮っていいという自由な環境のなか、イケメン男装で現れた武田は、「仮装パーティーのような気分です」とはにかむ。
本作の井口監督とは『デッド寿司』以来のタッグとなるが今回も波長は合ったようで、「現場は女性が多いんですけど、違和感がなかった。ガールズトークもしていた監督が一番女性らしいと思いました」と、楽しげに思い出を。
そんな武田については、井口監督は「『デッド寿司』はドジな役だったんで、今回はカッコよくやってもらいました。この映画唯一のイケメンです。女の子が惚れるカッコイイ女の子を演出したいと思って、これを観た女子はキューンと来ているみたいですよ」というと、それを裏付けるように市道が黄色い声を挙げていたことを明かしつつ、武田も「昔から男顔と言われていたので。みんなからキャーキャーされたのを受けて調子に乗って、男っぽく練習してました」と、ドキリとさせるような爽やかな笑みを見せた。
武田は中川が変身した際のスーツアクトレスとしても活躍しているが、この日は、約30分のお色直し時間を経てこのスーツを一般に初公開で、会場に“乱入”したゾンビと華麗な殺陣を披露することも。「初お披露目ということですごい緊張しています。テンション高まって、戦いたくなっちゃいますね」と笑顔を見せたものの、「久々で苦しくて、着ているときに、チャックが破れてしまって予備の方にしました」と、焦ったことも告白。
そのスーツは『エヴァンゲリヲン』シリーズに参加する、鶴巻和哉氏とコヤマシゲト氏デザインのものだが、武田は、「体のラインが見えるようなスーツなので、映画の中で丸裸にされたような気分でした」と羞耻心もあったのだとか。
それでも、「新しいアクションをやらせていただいたなと思っています。これまではカッコイイアクションだったのですが、美しいアクションをやらせていただきました」と、全力を燃やした様子を見せた。
最後に武田は「いよいよ始動ということで、盛り上げたいと思います。まだ言えませんが、豪華な出演者もいるので、期待していてください!」と、PRしていた。
映画『ヌイグルマーZ』は2014年1月25日より公開予定!