大泉洋、1作⽬から15年経ち、「変わったもの/変わらないもの」を問われると、「⼀番変わったのは私の…」【東京国際映画祭】

大泉洋、1作⽬から15年経ち、「変わったもの/変わらないもの」を問われると、「⼀番変わったのは私の…」【東京国際映画祭】 ENTERTAINMENT
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大泉洋、1作⽬から15年経ち、「変わったもの/変わらないもの」を問われると、「⼀番変わったのは私の…」【東京国際映画祭】

 俳優・大泉洋が11月2日に都内で行われた主演映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』の舞台挨拶に⽩⽯和彌監督が登壇した。9年ぶりの新作で、1作⽬から15年、「変わったもの/変わらないもの」を問われた大泉は「⼀番変わったのは“私の体”です」と…。

 アジア最北の歓楽街・札幌ススキノを舞台に、大泉洋演じる便利屋「探偵」と、松田龍平演じる相棒「高田」が、毎度厄介な事件に巻き込まれていく姿を描いた「探偵はBARにいる」シリーズ。札幌在住のハードボイルド作家・東直⼰の代表作「ススキノ探偵シリーズ」を基にこれまで3本の映画が製作されてきた中、12月25日に最新作『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』が公開となる。

 <以下、舞台挨拶のオフィシャルレポート>
 第39回東京国際映画祭 ガラ・セレクション部門正式出品に伴い行われた舞台挨拶。9年ぶりに帰ってきた『探偵はBARにいる』最新作がついにお披露目となったことへの気持ちや改めて演じる上での心境、お馴染みのメンバーから新たな顔ぶれなど、豪華キャスト陣による現場の裏側、新たに作品を手がけた白石ならではの制作エピソードなど、この上なく盛り沢山のトークで語り尽くしたイベントとなりました。

 まずは、作品を⾒届けた熱量⾼いファンを前にした⼼境を聞かれ、⼤泉は、「27 ⽇にも東京国際映画祭でワールド・プレミア上映が実施され、私の事務所にも作品を観てきたという声が既に届いていまして。その時は舞台挨拶もなかったのに拍⼿も起こっていたらしくて、とても嬉しかったです。」と喜びの⼀⾔。⽩⽯も「映画を作るたびに、この映画祭にも選んでいただけることは、とてもありがたい限りです。このシリーズに初めて⼊るのも⼤変さはありましたが、⼤泉さんと松⽥さんのコンビの仕上がり具合も楽しんで撮影していました」と感謝の思いと共に回顧した。

 そして⾃⾝が9年ぶりにお馴染みの〈探偵〉役を務め、⼤スクリーンに帰ってきた本作において、変わったもの/変わらないものとして、⼤泉は「1作⽬から15年、世の中も時代も変わりましたが、⼀番変わったのは“私の体”です。いよいよ劇中から、サウナシーンも無くなりましたし、探偵のお馴染みの⾰のコートで、真冬の北海道撮影なんかは今は到底できません。まず初めに⾐装を変えるリクエストをしたのですが、監督からも「探偵の⾐装を変える理由が分からない」などと⾔われまして。」と話し、途中⽩⽯が「あの⾐装で歩いてもらわないと探偵を撮っている気がしないんです。⾐装合わせに⾏ったら、「あれも着たくない、サウナは嫌だ、アクションもしんどい」などと⾊々⾔わわれまして(笑)、⾃分は何をしに来たんだろうなと思ってました(笑)」と明かし、⼤泉からも会場からも笑いが。
 これまでの3作通り、かなり体⼒を酷使した撮影となった本作だが、⼤泉は「私もプロデューサーもアクションはもういらないじゃないかと。⼀般的なミステリーの物語でいいんじゃないかと⾔っていたんですけどね。でも最後の炭鉱でのシーンなんて、撮影⽤の台本まで配られて結局すごいアクションが増えてました。」と暴露し、⽩⽯は少したじろぎつつ、「僕が監督した4作⽬から急につまんなくなったとか⾔われるのもちょっと避けたかったので…。探偵といえば、笑いあり、アクションあり、シリアスな展開ありで全部ありでいかなくちゃですから。」とこだわりを明かした。そして最後に、⼤泉が「⾳尾(演じる森)をアクションシーンの中で殴ることだけを楽しみにしていましたから(笑)」とTEAM NACS のメンバー⾳尾琢真との撮影をユーモアたっぷりに振り返り、再び会場は⼤きな笑いが起こった。
大泉洋、1作⽬から15年経ち、「変わったもの/変わらないもの」を問われると、「⼀番変わったのは私の…」【東京国際映画祭】
 「BYE BYE LOVE」という刺激的なメインタイトルが冠された本作。⽩⽯は撮影現場を振り返り、「まずは本当に京⾹さんが⼊ってくれてすごい映画が締まりましたし、ややぼんやりしていた探偵という⼈物像に少し輪郭が⾒えてきた気がしていました。このシリーズがどんな映画であるのかが⼀層明確になってきたんだと思います。今回の豪華キャスト陣との撮影の⽇々は幸せな時間でした」としみじみ。繊細な⼈物描写や、バイオレンス&アクションでこれまでも観る⼈々を魅了し続けてきた中で、本作の⾒せ場としてこだわった点としては、「できるだけ、シリーズのらしさを壊さずに、やれることを考えていました。ある時⼤泉さんが、「毎回映画でやっていることとして、半⽬の顔になるシーンがある」と突然⾔い出したので、途中⾼⽥らと再会するシーンで取り⼊れたりもしました。」(⽩⽯)と語ったところで、思わず⼤泉は「私、毎回映画で半⽬になっているわけではありませんから!」と突っ込んでいた。

 続いての話題は、そんな⽩⽯ならではと⾔わんばかりの印象的な演出やアクション、ロケ地などについて。⼤泉は、「どのシーンも本当に映画らしさに溢れていたんですが、中でも圧巻なのは、ラストの探偵と純⼦の地下鉄の駅でのシーンですね。あれはワンカットでの撮影なんですが、OK がでたのは3テイクしかなかったのでやっぱり印象深いですね。助監督の⽅も⾒事にエキストラさんをコントロールされていたのですが、(ジェスチャーを真似しながら)ものすごい形相で指⽰するのは、やめてくんないかと思ったこともあったくらいです(笑)」と思い出深く振り返る。また相棒・⾼⽥役の松⽥⿓平との再会については、「案外この映画の撮影が無いとなかなか会わないんですが、本当に彼にしかできないお芝居でしたね。途中、探偵を⾼⽥が⾞で轢いてしまうシーンがあるんですが、普通ではありえないようなシーンでも、彼だと説得⼒ある芝居になるんですよね」と語り、⽩⽯も「松⽥さんならではの魅⼒であり、さらには⼤泉さんとのコンビだから成⽴しているんだなと思います」と⼒説していた。

 ロマンチックで切ない⼤⼈の恋も描かれる本作だが、改めてこうしたジャンルの物語の魅⼒を聞かれ、⼤泉は「⽇本では映画館に⾜を運ぶ世代が若くなっている現状もありますが、⼤⼈の⼥性の⽅々にも観ていただけて、切なさの中にどこか美しさや清々しさも感じられる映画になっていると思います。最後もサカナクションの主題歌「グッドバイ」が流れ、皆さんも北海道出⾝でそこの繋がりもまた美しい。僕はヴォーカルの⼭⼝⼀郎が好きではないんですが(笑)、これ以上ないくらい本作にあの楽曲がハマっていると思います」とサカナクションの主題歌「グッドバイ」を挙げながら、作品が持つ⼤⼈の魅⼒をアピール。⼀⽅で⽩⽯は、「僕はラブストーリーに年齢は関係ないと思っていますし、50 代になった⼤泉さんが演じる探偵は本当にかっこいいなと思って。そこも含めてラブストーリーが展開されるのは僕にとっても新たなチャレンジでしたが、ぜひ多くの⼈に観て堪能していただきたいですね」と、新たなる探偵像の魅⼒を語っていた。

 そして最後に駆けつけた⼤勢のファンに向けて、2⼈から締めの挨拶がされ、「ラストの地下鉄の駅で⼤切な⼈を⾒送るシーンなどは、恋⼈との話に限らず、誰しも⾒たことがあるシーンだと思うんです。その時の探偵の感情も、誰もが⼈⽣の中で経験していることだと思いますし、過去の⾃分の恋愛を振り返るのは、⾃分に向き合うことなんだと思います。この映画を観て、どこか近くのバーで⼀杯飲んで帰っていただきたいですね」(⽩⽯)、「映画を観た後、とても満ち⾜りた時間だったなと思って。どこかレトロな中にも新しさがあるといいますか、若い世代の皆さんにも、我々が放つ渋い⼤⼈の世界観を楽しんでもらえたらいいなと思います。⼤好きな⽅とご覧になって、ぜひこの映画の話をたくさんしてほしいですね。⾒終わった後にお話が尽きない映画ですので、劇場でお楽しみください」(⼤泉)とそれぞれが、改めて本作の魅⼒を思い切り語った。会場からは割れんばかりの拍⼿が贈られ、フォトセッションを経て、濃密なトークが繰り広げられた舞台挨拶は幕を閉じた。
大泉洋、1作⽬から15年経ち、「変わったもの/変わらないもの」を問われると、「⼀番変わったのは私の…」【東京国際映画祭】
 【ストーリー】
 ふたつの依頼、ふたりの終わり──
 探偵(⼤泉洋)のもとに舞い込んだ、かつての恋⼈・純⼦(鈴⽊京⾹)からの依頼。ある⼈に⼿紙を届けてほしいという。
 25年前、突然姿を消した彼⼥に複雑な思いを抱えながらも、雪に閉ざされた北の町・⽃古誕へ向かう探偵。
 同じ頃、相棒・⾼⽥(松⽥⿓平)も、⼥⼦⾼校⽣・アケミ(蒔⽥彩珠)を家に帰すという依頼を受けて⽃古誕に向かっていた。
 町⻑の奥寺雄太郎(⼭本耕史)が陣頭に⽴ち、さらなる発展を⽬指す⽃古誕。
 しかしその裏では、前町⻑の不審死や少年失踪事件といった不穏な影が町を覆っていた。
 交わるはずのなかった“ふたつの依頼”は複雑に絡み合い、やがて探偵と⾼⽥は、⿊い陰謀へと⾜を踏み⼊れてしまう。
 「ふたりの復讐」
 純⼦の⾔葉の真意は。そして、探偵と⾼⽥が⽩い雪の果てに⾒る真実とは──

 【作品情報】
 ■タイトル︓『BYE BYE LOVE 探偵はBAR にいる』
 ■公開⽇︓12 ⽉25 ⽇(⾦)
 ■キャスト(※ポスタービリング順の表記となります)︓
      ⼤泉洋 松⽥⿓平
      蒔⽥彩珠 ⾳尾琢真 堀内敬⼦
      ⽥⼝トモロヲ マギー 安藤⽟恵 ドンペイ 桝⽥徳寿 篠井英介
      ⽥⼝浩正 野中隆光 ⽔澤紳吾 尾美としのり
      中村倫也 ⼭本耕史
      鈴⽊京⾹
 ■監督︓⽩⽯和彌
 ■脚本︓古沢良太 須藤泰司
 ■主題歌︓サカナクション「グッドバイ」
 ■原作︓「探偵は吹雪の果てに」東直⼰「ススキノ探偵」シリーズ(ハヤカワ⽂庫/2001)
 ■映画コピーライト︓©2026「BYE BYE LOVE 探偵はBAR にいる」製作委員会
 ■配給︓東映

 ◆公式HP︓https://tantei-bar.com
 ◆公式X︓@tantei_bar
 ◆公式Instagram︓@tantei_bar_movie

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