俳優・中島裕翔が主演を務めるWOWOWの「連続ドラマＷ シリウスの反証」（2026年1月10日午後10時スタート）のポスター＆本予告映像が完成した。冤罪被害者の救済に挑む中島裕翔＆仁村紗和の愚直な正義感と緒形直人の信念と葛藤を表現したポスター。
このドラマは、社会派ミステリー作品を数多く手掛ける人気作家・大門剛明の同名小説が原作。25年前に岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件の犯人とされた死刑囚を救うため、難攻不落の再審請求に挑む弁護士たちの戦いを描く。冤罪被害者救済のため、過去のトラウマと葛藤を抱えながらも、事件の真相を手繰り寄せ、司法の厚い壁を乗り越えようともがく弁護士・藤嶋を演じる中島が主演を務め、映画『Winny』で実際に起きた事件をリアルかつ繊細に描き上げ、感動と話題を呼んだ気鋭・松本優作が監督を務める。
今回、解禁となったポスターは、ドラマのシリアスな世界観を表現したビジュアル。中央に置かれた古く錆びた手錠は、何十年も鎖に繋がれている冤罪被害者と、古い司法制度を表現。奥の牢屋に入れられ、背を向けてうつむいた男性は、未来のない冤罪被害者の心理・心境。その両脇に配置された、司法の厚い壁を乗り越えようともがく弁護士・藤嶋（中島裕翔）と、冤罪救済支援団体「チーム・ゼロ」のリーダー・佐奈（仁村紗和）は真っ直ぐに前を見据え、この冤罪被害者の救出に挑む愚直な正義感。そして、25年前の事件で死刑を求刑した稗田（緒形直人）は、事件に対し直視はしないが、信念と葛藤を抱える様子。右下の消えいるそうに置かれた無実を訴える手紙は、死刑執行が迫る様と、裁量証拠主義により排除された冤罪被害者の訴えを表現している。
また、この度、本予告映像も完成。25年前、風光明媚な岐阜県郡上八幡の地で、日本三大盆踊りの一つである“郡上おどり” の夜に起きた一家惨殺事件の驚くべき真相とは―。果たして藤嶋たちは冤罪救済のために司法の壁を乗り越えられるのか―。正義と真実をめぐる、弁護士たちの熱き戦いをお届けする。現実社会でも近年再審無罪判決が相次いでおり、現在まさに法改正の議論が佳境を迎えている“再審制度”。今、日本が抱える社会問題に斬り込む。
■連続ドラマW シリウスの反証／2026年1月10日（土）放送・配信！本予告
URL：https://youtu.be/u_iHLqmPRUU
配信期間：2025/12/10 10:00〜2027/02/05 18:00
■連続ドラマW シリウスの反証／2026年1月放送・配信！特報映像
https://youtu.be/M42uXW5y7ss
配信期間：2025/11/11 12:00～2026/02/07 23:00
＜ストーリー＞
冤罪被害者の救済に取り組む団体「チーム・ゼロ」に所属する弁護士・藤嶋翔太（中島裕翔）のもとに、一通の手紙が届く。「信じてくれ、俺はやってない」。それは、25年前、岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件の犯人として死刑判決を受けた宮原（五頭岳夫）からのものだった。宮原に自分の父を重ね、嫌悪と葛藤を抱く藤嶋だったが、事件について調べ始めるなかで、検察の主張と矛盾する不自然な事実を見出していく。
しかし、そんな藤嶋たちの前に指紋鑑定の壁が立ちはだかり、岐阜地検のトップである検事正・稗田一成（緒形直人）も動き出す。宮原の死刑執行が刻一刻と近づくなか、藤嶋は、チーム・ゼロの若きリーダーである東山佐奈（仁村紗和）、親友の安野草介（金子大地）たちとともに難攻不落の再審請求に挑むが…
＜番組概要＞
■タイトル：「連続ドラマＷ シリウスの反証」
■放送配信：2026年1月10日（土） 午後10時スタート （全５話）
毎週土曜 午後10時～ ※第１話無料放送
■番組サイト：https://www.wowow.co.jp/drama/original/siriusnohansyo/
＜スタッフ・キャスト＞
原作：大門剛明『シリウスの反証』（角川文庫／KADOKAWA）
監督：松本優作
脚本：大石哲也 小島聡一郎 松本優作
音楽：田井千里
出演：中島裕翔
仁村紗和 金子大地
川島鈴遥 吉村界人 ／ 近藤芳正 綾田俊樹 五頭岳夫
渡辺いっけい 益岡徹
緒形直人
チーフプロデューサー：井口正俊
プロデューサー：星野秀樹 熊谷悠
制作プロダクション：ツインズジャパン
製作著作：ＷＯＷＯＷ
【原作紹介】
■大門剛明『シリウスの反証』（角川文庫／KADOKAWA）
冤罪救済チームが、難攻不落の再審請求に挑む。緊迫の社会派ミステリー。
冤罪被害者の救済活動に取り組む有志の団体「チーム・ゼロ」。ある日、彼らのもとに「助けてくれ。俺はむじつだ」と書かれた手紙が届く。それは、一家４人殺害事件の犯人とされ、30年近く収容されている死刑囚からのものだった。事件を調べ直すため、郡上市の現場へ足を運ぶ若手弁護士・藤嶋は、次第に科学捜査の恐るべき罠に気付いてゆく。だが再審への希望が見えた矢先、予想外の事件が起きてしまい――。緊迫の社会派ミステリー。
■大門剛明・プロフィール
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。第29回横溝正史ミステリー大賞とテレビ東京賞をW受賞した『雪冤』で2009年デビュー。他の著作に、『罪火』『確信犯』『獄の棘』『優しき共犯者』「正義の天秤」シリーズ（角川文庫）、『テミスの求刑』『両刃の斧』（中公文庫）、「完全無罪」シリーズ（講談社文庫）など。法廷ミステリーの書き手としても注目を集める。2025年、『神都の証人』（講談社）で山田風太郎賞を受賞。
