冒険家の三浦雄一郎さん（80）が23日午後0時15分（現地時間午前9時）ごろ、エベレスト（8848メートル）の登頂を成し遂げた。
三浦さんはこの快挙によってこれまでの76歳を4歳更新し、エベレスト登頂の史上最高齢記録を樹立した。
24日付のスポーツ報知、日刊スポーツ、スポーツニッポン、東京中日スポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、、三浦隊は23日午前5時半（現地時間午前2時15分）ごろ、最終キャンプ（8500メートル）を出発。約7時間かけて頂上に到着したという。
三浦さんは、長女の恵美里さん（52）ら家族やスタッフが待つ事務所（東京都渋谷区）に、現地から衛星電話で連絡。「世界最高の気分。まだまだいける」とコメントを残したという。
恵美里さんが「体は大丈夫？」と尋ねると「これ以上ないというくらい疲れています」と応じたが、「ヒマラヤの素晴らしい景色が眼下に広がっています。頑張って頑張って頑張って、とうとうてっぺんにたどり着きました」と喜びを語っているという。
