お笑いトリオ『パンサー』の向井慧(27)、尾形貴弘(35)、菅良太郎(30)が1日、都内・原宿のCafe STUDIOで行われた数字選択式宝くじ『ロト7』発売初日イベントに出席した。
1から37までの37個の数字の中から7個の数字を選び、抽選された数字がいくつ一致しているかによって、1等から6等までの当選が決まる宝くじ『ロト7』が、きょう1日より全国で発売。価格は1口300円、抽選は毎週金曜日に行われ、1等当選金は最高4億円、キャリーオーバー発生時は宝くじ史上最高の8億円が当たる。
この日から18日まで、LOTO7 CAFEが東京、福岡、大阪の順に期間限定で『ロト7』の面白さを体験できるカフェとして展開され、『パンサー』の3人が颯爽とイベントに登場。自身のギャグ「サンキュー！」をかますも、周囲の反応はイマイチで、汗ダラダラの尾形は、「『ロト6』は、いつも39(サンキュー)で買っていました。いつか本当のサンキューができるように買い続けたい」と、『ロト7』当選に向けて燃えていた。
続いて、菅は「自分は買ってないけど、前にアルバイトしていたところのおじさんから『好きな数字を言ってみて』と言われて、その数字が当たったら飯に連れて行ってくれた」、向井は「年末ジャンボ宝くじは毎年ウチのお父さんが買っているので、当たってるか見るのが、家族の恒例行事になっている」と、それぞれ宝くじにまつわるエピソードを披露。
「もしも8億円当たったら？」と聞かれた3人は、「番組買えたりしますよね。レギュラー番組を1個増やしたい」(向井)、「服と靴を買って、後輩に100万ぐらいおごりたい」(尾形)、「趣味がボランティアなので、学校がない国に学校を建てて、私が校長になりたい」(菅)と、本心かどうかはさておき、それぞれ返えた。
ここで、『パンサー』は『ロト7』の抽選を模擬体験し、菅は「18、35」、向井は「8、9、11」、尾形は「20、34」と7つの数字を選択。尾形は「女性の年齢のストライクゾーンが20歳から34歳まで」という理由で選んだ数字だったが、当たったのは34番だけ。これには3人から「やり直していいですか？ どうせなら全部外れたほうがよかった」と声が上がったが、「でもドキドキした。めっちゃ楽しいです」と、数字が呼ばれる緊張感は楽しんだようだ。
また、LOTO7 CAFE特製のLOTO7ケーキを向井が試食し、「美味しい！ フルーティーな味がして、チーズケーキの甘さもある。カフェに来たら、みんなも食べてほしい」と呼びかけた。
その後の囲みでも、8億円当たったときの使い道の話題へ。菅が「僕らは最初の頃年収5万ぐらいしかなかった」と、駆け出しだった頃を振り返ると、尾形が「芸人辞めるよね」と発言。向井も「8億持ってたら、どんだけスベっても平気です！ そのぐらいの心の余裕ができる」と、芸人らしからぬコメントを残した。
本日が4月1日ということで、エイプリルフールの思い出について聞かれ、向井は「きょう『笑っていいとも！』で新しいレギュラーメンバーが3組発表されて、その中に僕らの名前があるけど、いまだにエイプリルフールなんじゃないかと思う」と、疑心暗鬼に。尾形も「僕もドッキリにひっかけられることが多いので、本当かな。すぐカメラを探しちゃう」と、自身がドッキリにひっかかった『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系、火曜・午後9時～)を引き合いに出していた。
『パンサー』としての今後の夢を、菅が「そろそろ2人組でやっていこうかな」とボケて報道陣を笑わせ、尾形は「金とか女とか…」と欲望丸出し！ だが、4月4日から冠番組『それゆけ！ゲームパンサー！』(日本テレビ系、木曜・深夜1時23分～)がスタートすることもあり、尾形は「一生懸命頑張って、スターになりたいです」と真面目に意気込んで、締めた。
