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野沢雅子 やなせたかしさん追悼…病気で数度手術していたこと明かす

野沢雅子 やなせたかしさん追悼…病気で数度手術していたこと明かす
野沢雅子がやなせたかしさんへおくやみを述べた

 タレント・吉木りさ(26)が18日、都内で『ドラゴンボールヒーローズ邪悪龍ミッション』記者発表会に声優界のベテランで悟空役をつとめた声優の野沢雅子(76)、ロンドン五輪男子200メートル平泳ぎ銅メダリスト・立石諒選手(24)、歌手・谷本貴義(38)とともに登場した。

 ドラゴンボールヒーローズはデジタルデータとカードゲームが融合した『デジタルキッズカードゲーム』で全国の玩具店や量販店の玩具コーナー、アミューズメント施設に設置されている。また2011年の発売から累計出荷枚数は2億枚を超える人気シリーズで今回の『邪悪龍ミッション』は『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』すべての時代でプレーできるのが特徴。少年時代の悟空が活躍するレッドリボン軍の時代もプレーできるなど、親子二世代で楽しめる内容となっている。

 「ドラゴンボールは神作品!永遠の憧れ!」と絶賛する吉木は亀仙流の道着で登場すると「野沢雅子さんの前で大好きな悟空の格好をさせていただけるとは、夢にも思ってなかったので、今すごくフワフワしてます~」と、ご満悦。野沢は「『オスッ!オラ悟空!』発表会に呼んでいただいてありがとうございます、悟空も喜んでいると思います」と、悟空になりかわりあいさつ。

 一方、立石選手は「ドラゴンボールの放映日が楽しみで水泳の練習を頑張れた!」というほどの大ファンだが、「野沢さんとお会いできて嬉しい。野沢さんは普通の会話も全部、悟空なんで新鮮です!」と、興奮気味だ。

 MCから吉木に「亀仙人からトレーニングを受けたいですか?」と質問がでると「水着にならなきゃいけないと思うので、ちょっと遠慮したいかな~」と、同作のツボ押さえつつ、やんわり拒否する姿に会場から笑いが起きることも。

 さらに、吉木はゲームに挑戦。アドバイスを受け、苦戦しながらも野沢、立石選手のアバターの協力を得て、「負けない!」と負けず嫌いな一面を見せながら見事フリーザ軍団に勝利!「やった~マサコさんとリョウさんのおかげで勝てました~」と、飛び跳ねながら、大喜びで、野沢は「やられると、頭きますよね!壊してやろうかと思った!」と悟空の言葉を代弁するかのような発言も飛び出した。

 囲み会見では、ゲームの感想を聞かれた吉木は「女の子でも簡単に楽しめるゲームですね、カードを集めるのも楽しみの1つで、すごいワクワクしました」と、感動冷めやらぬ様子。立石選手は「昔から見ていたドラゴンボールがこうやって小さい子もゲームをできることに感動しました」と、語った。

 野沢は「ゲームと思えない!悟空が出ると自分のような気になっちゃって、興奮しました!」ともはや、野沢と悟空は一心同体のよう。

 話が10月13日に逝去した故やなせたかしさん(享年94)の話になると野沢は「やなせ先生は病気でいろんなところを手術して切っているんですよ…それでも、そんなことを口にも出さずに健康そのもので常に明るく振る舞っているので、私、ビックリしてたんですよ!(やなせ)先生のお祝いの時にお歌を歌われたんですよ~92歳だったと思います。役者も見習わなければいけないと思うぐらいしっかり声が出てて、100番まである歌のうち30番ぐらいまで歌ったんですよ」と、思い出を。

 続けて「素晴らしい先生でした。命と生きるということをとても大切にしていた先生でした。アンパンマンも先生が20代の頃に書かれて、先生自身が宣伝されたんですけどダメで『テレビ放映がキッカケで人気になったんだよ』って話してくれました。でも、そこで『つらい』とかないんですよ、とても前向きで、そういう意味では悟空と同じだな~悟空もマイナス(発言)はないし、自分のための修行でずっと(鍛錬を)積んでいるわけですからね、つらいと思わないんですよね」とやなせさんの人柄と悟空を重ね合わせ故人を偲びながら会場を後にした。

 『ドラゴンボールヒーローズ邪悪龍ミッションシリーズ』は1プレイ100円で、2013年11月14日より全国の玩具店、デパート、量販店の玩具コーナー、アミューズメント施設で設置、順次稼働される。

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