『それいけ!アンパンマン』などで知られる漫画家・やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんが13日午前、都内病院で心不全で亡くなったことが、分かった。15日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系、月~金曜・午後1時55分~)が報じた。94歳だった。
やなせさんは高知県出身。大学を卒業後、百貨店の宣伝部に就職し、グラフィックデザイナーを経て漫画家としてデビュー。1973年に子ども向けの雑誌に連載を始めた『それいけ!アンパンマン』シリーズはテレビアニメ化され、いまなお子供たちの間で人気を誇る作品となっている。
漫画家として活動する傍ら、作詞家としても活躍し、61年に作詞した『手のひらを太陽に』は反響を呼んだ。