
松本人志が監督・脚本・出演した4作目となる映画『R100』(監督:松本人志/配給:ワーナー・ブラザース映画)の完成披露試写会が24日、都内の新宿ミラノ1で行われた。出演キャストは大森南朋(41)、大地真央(57)、寺島しのぶ(40)、片桐はいり(50)、冨永愛(31)、佐藤江梨子(31)、前田吟(69)、YOU(49)、子役の西本晴紀、松尾スズキ(50)、渡部篤郎(45)、そして松本人志監督(50)。
今作でボンテージスーツに身を包み謎のSMクラブの“女王様”を演じている寺島。「台本を読んだ時は、正直なにもよくわからなかったんですけど、皆さんの計り知れない映画になっているのではないかと思います」と率直な印象を語った。

役について「ボンテージっていうのは、着る機会は無かったので」としながらも「(大森)南朋(なお)ちゃんをボコボコにするんですけど」と大森をボコったことを明かし「やってるうちにそういうふうになってくるんだなあ、というSの世界を少し体験したような気がします」とほほえんだ。
寺島はフランス人アートディレクターの男性と07年に結婚しているが「今日は松本監督の大ファンのうちの主人が劇場に観に来てくれてるんですけど」と言葉を区切り、「観た後に“帰ってやってくれ”ってなったらどうしようかなと思っていて」。爆笑する会場に「ちょっと期待しているんですけど。どういう感想なのかな」といたずらっぽく笑った。
そんな寺島に松本は「寺島さんはムチをしばらく離さなかったですからねえ。気に入ってしまって」と報告。寺島は「(監督とは)勝負をしている感じでした。自分の力量がどこまでできるのか久しぶりに緊張したブルブルした映画でした」と互いの仕事を称え合った。
【あらすじ】妻と子供がいて、有名家具店に勤務する片山貴文はMだった。ある時、彼は謎のクラブに入会してしまう。すると、様々なタイプの美女たちが片山の日常に現れ、彼を責め、彼に新たな快楽を与えるようになる。しかし、徐々にプレイの内容は過激になり、職場や自宅にも女王様が訪れるようになる…
トロント国際映画祭で熱い支持を集め2014年には全米公開が決定した松本人志監督の『R100』は10月5日から全国ロードショー!





















