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ボクシング元日本王者が逮捕

 兵庫県警高砂署は27日、元日本バンタム級王者、無職三谷将之容疑者(28)と、高砂ボクシングジム会長山下忠則容疑者(47)ら3人を傷害容疑などで逮捕した。

 同署によると、三谷容疑者ら3人は共謀し、22日午前1時ごろ、高砂市梅井2丁目の団地敷地内で、同市の後輩ボクサーの男性(24)の顔や頭を殴打してけがを負わせた疑い。さらに、午前1時20分から45分ごろ、山下容疑者宅で男性に包丁や金づちを見せて脅した疑いがあるという。

 28日付の日刊スポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、山下容疑者は左側頭部を複数回殴ってけがを負わせ、その後、自宅で包丁を見せながら「指詰めろ」「腕落としたろか」などと脅し、三谷容疑者も一緒にいたが、止めなかったという。

 男性はジムを辞めたい意向を山下容疑者に伝えていたが、山下容疑者に認められず、トラブルになっていたという。男性は知人の住む団地に避難していたが、3人が押しかけて連れ出した。男性の親族が22日、署に被害を相談し、事件が発覚した。

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