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三国連太郎さんお別れの会に800人参列…西田敏行悲しみのメッセージ

 今年4月に亡くなった俳優・三国連太郎さん(享年90)のお別れの会『三國連太郎 海峡を渡る日』が19日、都内で営まれた。

 山田洋次監督(81)、俳優・津川雅彦(73)ら約800人が参列し、三国さんとの別れを惜しんだ。

 20日付のデイリースポーツ、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、1988年の「釣りバカ」シリーズ第1作から09年の最終作までスーさん、ハマちゃんとしてコンビを組んだ西田敏行(65)は「スーさんどうして逝っちゃうの。もうカメラの前に立ってスーさんハマちゃんとして映画を撮ることはないの」と、長年の相棒へメッセージを読み上げた。

 喪主を務めた長男で俳優・佐藤浩市(52)は、三国さん主演映画『飢餓海峡』を念頭に「現世から来世に向かうとき、三国自身が渡っていく海峡(のイメージ)なのかなと。ただのお別れ会では寂しいと思ってましたから」と、会の由来を話し、「あの人が僕に残してくれたものが大きい。いま僕がスクリーンに出させていただけているのは、三国連太郎という人がいたからこそ。父親として受け止める人生より数倍濃厚なものを残してくれた。伝承という言葉は嫌だけど守っていきたい」と、しみじみと語った。

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