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民主党・鈴木寛氏 街頭演説中、女に殴られる

 参院選東京都選挙区に立候補している民主党現職の鈴木寛氏(49)が、14日に武蔵野市のJR吉祥寺駅前で行った街頭演説中に、40~50代とみられる女性に殴られ、軽傷を負っていたことが15日、わかった。

 14日午後6時半頃、JR吉祥寺駅北口ロータリーで街頭演説を終えた鈴木氏は、聴衆と握手しようとしたところ、「うるさい!」と叫んだ女からペットボトルに入った液体をかけられ、素手で右の額付近を殴られたという。そばにいた運動員数人が女を取り押さえようとしたところ、女は暴れ回り、女性運動員が腹を蹴られたが、ケガはなかった。警視庁武蔵野署は公選法違反(選挙の自由妨害)容疑で、女を現行犯逮捕。女の素性は明かされていないが、酒に酔っていたとのこと。

 16日付の日刊スポーツ、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ各紙が報じており、思いもよらぬアクシデントに見舞われた鈴木氏だったが、痛みをこらえ、15日には額に絆創膏を貼り、東京・銀座で選挙運動。「大きなこぶができて、ずっと冷やしていますが、いまでも痛みがある」として、今後、病院で精密検査を受けることを話した鈴木氏は、「日本は言論の自由が守られている国。自由にものが言える社会を守るため、暴力には屈しないという決意を改めて固めました」と、毅然と語った。

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