俳優・鈴木勝大(20)が11日、東京・テレビ東京天王洲アイルスタジオで行われた7月12日スタートのドラマ『リミット』(テレビ東京系・深夜0時12分~)の制作発表会見に、主演の女優・桜庭ななみ(20)、共演者の女優・土屋太鳳(18)、女優・工藤綾乃(17)、増田有華(21)、山下リオ(20)らとともに出席した。同作は、ドラマ化もされた『ライフ』のすえのぶけいこの少女コミック『別冊フレンド』(講談社)に連載されていたマンガが原作。
陽乃高校2年生の今野水希(桜庭ななみ)は、勉強もメイクも上手にこなし、クラスの中心グループに所属し要領よく日々を送っていた。しかし、クラスの交流キャンプに出掛ける途中、バスが山中の崖から転落。生き残ったのは、今野を含む女子生徒5人。極限状態の中、日常では押し隠していた感情がむき出しとなり、5人は協力するどころかバラバラになってしまう。果たして、無事に生きて帰れるのか。衝撃のサバイバル・サスペンスドラマ。
水泳部所属のスポーツ万能でクラスの人気者という日向晴明を演じた鈴木は、「実際は、学生時代モテなかったので、モテるような性格でもなかったスケベだし。なるべく、そういう部分が見えず、爽やかな役なので、そいうところが見えればいいなぁ」と、5対1という女性陣に圧倒されそうな会見の場で、笑いを誘った。
ところが、「話が進むにつれていろんな面が見えてくると思います。難しいけどやれてよかった」と、回想シーンで表面とは違う顔も見えてくるという。
撮影中もキャスト、スタッフと女性に囲まれたうらやましい(?)現場だったそうだが、「心細さがあった。何もしないのに嫌われていたような。女性が着替えだしたら、気を使わなきゃいけない」というと、桜庭がすかさず、「寝てたよね~」と暴露。鈴木も「寝てた言うな」と、ちょっと慌て気味。それでも、「(女性の皆様が、)馴染ませていただいて、自分のままでいられる現場だったので楽しかった」と、気を使った(?)発言。
タイトルにちなみ、「リミットを感じた瞬間」を聞かれた鈴木は、「大学生なので、期末レポートシーズン。4本書かないといけない。レポートのリミットが1秒1秒迫っているので恐ろしいです」と、本当の待ったなし状態のようだ。
同ドラマは、7月12日からテレビ東京系にて毎週金曜深夜0時12分より放送